フランコ将軍が晩年ボケて老害をふりまきまくるのをブラックなノリで描く。荒れ果てた無人の街で自分に歓呼の声を浴びせる人民の幻想を見たり、演説の最中に斜めにかしいでいったり、危篤になって運ぶのにタンカ代わりにゴヤの絵でくるまれたり、独裁者の生前に密かに交わされたであろう悪趣味なジョークのような味。ひとりの役者がいくつも違う役(特権階級と人民にまたがってたりする)を演じているのが、エンドタイトルで明かされてびっくりするのがお楽しみ。
(☆☆★★★)
![](http://www.geocities.co.jp/Hollywood-Theater/1109/img3338.gif)
本ホームページ
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