サムイズダート・ロシア

めざせロシア式菜園生活!ダーチャごっことロシア&北海道のお話あれこれ

『勝手に帯広通信』第13号 冬の日々

2014-03-10 | 『勝手に帯広通信』
今年の十勝は雪が少ないとはいえ、まだまだ冬。

帯広の森のクロスカントリースキー周回コース。
熟練のおじさんたちは競技スタイルですいすい飛ばしていくが、
こちらは超初心者なので文字通りの歩くスキー。
それでも汗ばむほどの運動になり、爽快!

森遊びの拠点「はぐくーむ」では
ちょうど帯広の森の生き物展を開催中。

右からキタキツネ、エゾリス、ネズミ類の足跡。
雪の上にはいろんな足跡がついているので、これを参考に森散策。

森に住む動物たちの剥製展示も。

エゾリスの夏毛と冬毛(右)。夏は短毛、冬は長毛に。

零下の冬は植物にも影響を及ぼします。

市内あちこちで見かけるシャクナゲの葉。
寒くなればなるほど、葉を内側に縮めるのだとか。
最初見たときはマメがなってるのかと思った。

さて、なんと!気づけば来道してから一度も電車に乗っていない。
子供の頃から電車通学だったので、こんなことは前代未聞。
そこで過日、何かとお騒がせのJR北海道に乗ってみた。



一両編成。それはいいのですが、お気づきでしょうか。
パンタグラフが、ない。ということは「電車」では、ない。
あまちゃんの北三陸鉄道と同じく、ディーゼルなのだ。
つまりこれは、線路を走るバスなのだ、と教えられる。

確かに。がたんごとん、という聞き慣れた音がしない。
ぶ~っ、とかいいながら始動する。不思議だ。
それでも5カ月ぶりの鉄道には違いない。
駅弁をほおばりつつ、車窓の雪景色をながめ、
ほんの30分乗って、着いたところは池田町。

池田といえば十勝ワインの里。

駅前には巨大なワインオープナー。

標識に従って雪道を歩くと…。

丘の上に池田ワイン城が見えてくる。
館内にはワインの貯蔵室や十勝ワインの歴史展示、
売店、レストランなどが。


レストランでは十勝牛ステーキつき定食とともに
十勝ワイン各種を飲み比べ。


雪をかぶったブドウの木々。十勝ワイン誕生の背景には
じつはロシアのアムール川が深く関わっていた!
「池田町に自生する山ブドウが、アムール川流域に自生しワイン醸造用に適しているアムレンシス亜系であることが明らかになり、昭和39年この山ブドウから造られた十勝アイヌ山葡萄酒が第4回国際ワインコンペティションでみごと銅賞を獲得」(池田ワイン城パンフレットより)したのだとか。
アムールのワインってどんなだろう?


ワイン城の麓にあるDCTガーデンとはドリカム記念館。
ヴォーカルの吉田美和さんが池田出身なのだそう。
ステージ衣装や受賞トロフィーを展示。

 
池田では珍しく寒空の下で外猫を続々発見。
なぜか帯広ではあまり見かけない。
みんな室内でぬくぬく?

今月の十勝めし

相変わらず食べてます。道産の豚。

ヒレ肉のかたまりをジャガイモと一緒にロースト。
肉汁を吸いこんだイモがめちゃくちゃおいしく
食べだしたら止まらない!

東京では見たことのない魚「ちか」。

ししゃもに似たあっさり上品な味。
「きゅうり」(という名の魚)を小ぶりにした感じ。
お店で物色していたら、買物中のおばさまが
塩焼きがおいしいとアドバイスしてくださった。

帯広「高橋まんじゅう屋」の大判焼き

あんことチーズ、各100円。
地元では有名なだけあって安くておいしい!
次回は肉まんも食べてみたし。

おまけ「味の時計台」のラーメン
 
十勝ではありませんが、札幌ラーメンのチェーン店としておなじみ。
こちらは音更店にて。懐かしのなるとに目を奪われました。
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