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『勝手に帯広通信』 第2号 ばん馬まつり

2013-10-10 | 『勝手に帯広通信』

JR帯広駅夕景。そろそろ木々が色づく季節。
ロシアと同じく、紅葉ではなく「黄葉」になるらしい。

さて、10月6日(日)は帯広競馬場のばん馬まつりへ。
露天やフリマ、ステージでのパフォーマンスなど
お楽しみ盛りだくさんで、人・人・人の大賑わい。
とりあえず、ビールとともに腹ごしらえ。
 
露天には東京の北海道物産展ではまず見かけないメニュー多し。
写真左は野菜・パンつきチーズフォンデュと「豚棒」。
右は景品でもらったジャージー牛乳。

午後からは、通常のばんえいレースも開催。
まずはパドックで馬体チェック。

さすが開拓時代の労役を担ったばん馬の末裔。
とにかくおっきい!体重1トン前後。足は太くてがっちり。

 屋内でオッズを確認して馬券購入。
ここまでは一般の競馬と同じだが…。ばんえいは障害レース。
約600㎏のおもりを載せたソリを引き、2つの障害を越える。 

これがレースの山場、高さ1.7mの第2障害。
この手前での駆け引きも見どころのひとつ。

うわっし!のぼったぜい!3頭そろい踏み。

あとは下って走るだけ~!…と思ったら大間違い。
ここからの大番狂わせもあり得るのが、ばんえい競馬。

ゴール前は走らない。っていうか重くて走れない。

うんしょ、うんしょ、うんしょ…。
首を振りながら一生懸命歩くけなげさよ。
ここでぴたりと止まってしまうこともあれば
あとから来た馬にスタスタ抜かれることもあり。
しかもゴールは鼻先ではなくソリの後尾が通過したときなので
最後の最後まで結果がわからない。
ギャラリーは馬と並行してぞろぞろ移動し、なんともほのぼの。

そして本日のメインイベントは「人間ばん馬」!

男5人組が女性騎手と150㎏のおもりをのせたソリをひく。
もちろん、いつもやっているわけではなく
ばん馬まつり恒例の目玉イベントだそう。
おもしろすぎるのでぜひ続けていただきたいもの。

おまけ。ばん馬の広報担当、ミルキーちゃん。


ミルキーちゃんは帯広市特別住民票をもっている。

もう1頭、黒馬のリッキーちゃんもいるのだけれど、
夕刻だったので写真がまっ黒に。またの機会にご紹介します。

うって変わって、こちらは老舗の北海道ホテル。

アイヌの伝統美をとりいれた外観。


ここに何をしにきたのかというと、温泉に入りにきたのだ。

手ぶらで行ける日帰り入浴1000円。
露天風呂、サウナ、ジェットバスあり。
十勝の温泉は茶褐色でとろりとしたモール温泉。
なかでもここのお湯は濃くて強い。

ホテルを訪ねたもうひとつの目的はパンを買うこと!
…だったのに、ほとんど売り切れ。
以前は夕方でも普通に買えたのに、
今は有名になって朝来ないとだめらしい。
温泉は15時から。二兎は追えないってことかぁ。

かろうじて買い求めたパン。
左の枝豆とチーズ入りがおすすめ。

先週はもう1軒、日帰り温泉へ。
こちら「オベリベリ温泉・水光園」。

露天風呂、ジェットバス、電気風呂、遠赤サウナ、
漢方蒸し風呂などが420円で楽しめる庶民の湯。
こちらはタオル持参。常連さんはマイバスセットを
ぶらさげてやってくる。もちろん車で…。

市内にはこうした日帰り温泉がいくつもあるほか、
普通の銭湯も温泉なのだとか。
とりあえずは徒歩圏内の温泉制覇をめざす!

*今週の十勝めし
 
北海道ホテルの「バ―ド・ウォッチ・カフェ」にて。
十勝といえば小麦粉。パスタともっちりピザ。
そして十勝産豚肉のトマトソースあえ(左端)。
帯広はとかく豚丼だけが突出して有名だが、
こちらの豚肉は総じておいしい。


さんまの季節到来。ピカピカの北海道産1尾58円。
家庭菜園の大根をいただいたので、大根づくしメニュー(家人作)。
お米は地元米ゆめぴりか。味噌も道産米と道産大豆製。

引っ越し前後は外食続きで散財してしまったけれど、
ようやく調理環境が整ってきたので、極力自炊。
意外にもスーパーの食品は東京のほうが安かったりして、
いかに東京は競争が激しいかを思い知る。
その分こちらの人は、チラシをくまなくチェックして
安売りめがけて車で大量買いするのだそう。
「必要なものを毎日そのつど買う人なんかいないよ。
わーっはっはっは」とのこと。
これが地方の常識?なんだろうなー。
Comments (4)
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