昨年3月から始まった体験農園も1周回って畑じまい。
最後に残った大根2種とカブを収穫。
落ちた葉っぱやゴミを片付け、マルチを処分し、
ネットを洗ってしまい、畑の土を軽く耕し、
次の季節に備えて休ませます。
一年間ご苦労さま。また来季もよろしく!
「畑じまいってきれいな言葉。初めて聞いた」と友人に言われ、
改めてこの言葉にこめられた土への感謝を思い起こす。
そして、畑じまいと対になる「春起こし」という言葉を思うとき、
まっさきに浮かぶのは帯広でつくっていた小さな畑。
「春起こし」は、春になって土を耕すことを指すのだけれど、
北海道では、雪の下に眠っていた土を文字通り起こす(目覚めさせる)
という感覚をリアルに体感することができたし、
「そろそろ春起こししようか」と言う土地の人の言葉には、
長い冬が明けた喜びが込められていて、とても素敵な言葉だと思った。
畑の片隅に植えたパクチーは、育ちきらなかったけれど、
その分冬の寒さに鍛えられ、強い香りを放ち、
サラダの付け合わせに活躍してくれました。
去年は初めての農園通いに忙しく、庭が疎かになってしまったので
今年は庭で本格的にハーブ類を育ててみる予定です。
あとは今年こそコンポストをつくること!