サムイズダート・ロシア

めざせロシア式菜園生活!ダーチャごっことロシア&北海道のお話あれこれ

ロシア絵画の至宝展

2018-12-24 | ロシア系イベント
ずいぶん前に招待券をいただいていたのに、気づけば会期ギリギリ。
八王子の東京富士美術館に「ロシア絵画の至宝展」を見に行く。

サンクトペテルブルクの国立ロシア美術館所蔵作品のなかから
19世紀レアリスム絵画を中心にしたセレクション。
チラシの表裏を飾るアイヴァゾフスキーの大作「第九の怒濤」と
レーピンの「サトコ」(下)は、やはり圧巻でした。



イリヤ・レーピンといえば、同じく国立ロシア美術館所蔵の
「ヴォルガの舟曳き」が有名で、民衆のリアルな描写が印象的だが、
この「サトコ」はガラリとタッチの違う幻想的な絵画。
ロシアの口承叙事詩の一場面を描いたもので、
光り輝く乙女たちと深海にうごめく生物たちの構図が絶妙で
作家の想像力の豊かさと、それを視覚化する構成力に圧倒されます。

「ロシア絵画の至宝展」は、本日12月24日(月・祝)まで!
Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする