二か月ぶりの稚内訪問。
天気は良くて、早朝に札幌を出発して稚内を目指して車を走らせます。
一車線の道路を長距離でドライブしていると、ときどき制限速度を下回る速度でゆうゆうと走る車がいます。
(さすがにこれはないだろう!)
北海道では「追い越し禁止」ではないけれど車線をはみ出してはいけない「はみ出し禁止」が多く、この黄色い線が続くとやはり遅いとはいえ車線の中で追い抜くわけにもいかず、後続の車がイライラしているのが分かります。
遅い先頭車がようやく右折をしようとして右折レーンに入って、交差点で横に並んでみると先頭車の運転手は高齢者のお爺さん。なるほど、歳を取るとスピードも出さない(出せない?)し、後ろにどれだけ車が連なっていても気にしないのでしょう。
私だったら自分の車のスピードが遅いため後ろにたくさんの車が連なっているのに気が付いたら、車を左に寄せるかパーキングに止めて後ろの車をやりすごし、早く先に進みたいという交通の流れを大事にします。
決して悪気があるわけではないのでしょうが、日本の社会が高齢化するということは、こういう形で社会の効率化が下がるということなのかな、と考えてしまいました。
道路も追い越し車線があれば前の車を追い越することも楽ですが、北海道は一車線のうえにはみ出し禁止の制限区間が多いので仕方がありません。
最近は高速道路での逆進をはじめ、ドライバーの高齢化による、これまでは想像もできなかった事故が増えているという話も聞きます。
超高齢社会になると、事故にまで至らないとはいえ、こういう運転をする人が増えるのかな、と未來が不安になりました。
せめて自分も年を取った時には周りに気を付けるような運転をしなくちゃな、と思った次第。ドライブ中の交通安全をお祈りします。
ちょっとしたことなんですがねえ。