駒子の備忘録

観劇記と乱読日記、愛蔵コミック・コラムなどなど

謹賀新年2024!~『Rトピア』マイ初日雑感(ちょっと、かなり、極美日記、か、も…)

2024年01月08日 | 日記
 新年あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。
 お正月早々に起きた能登半島での大地震と羽田空港での衝突事故に、自分にはなんの被害もなくとも心が塞いでおります。被災された方々に、心よりお見舞い申し上げます。救助、救援、復興活動が迅速に進められることを祈っています。そしてこんなときにテレビ番組に出演してへらへら笑って改憲をほざいたり、新年会に興じたことを嬉々としてSNSに上げるような、人の心がない政治家は端から駆逐していきたい、とさらに強く思いました…
 しかしそれはそれとして、スカステの番組その他で新年の挨拶をかたくなにしない劇団というのもなんか、こう…劇場アナウンスも東西とも新年挨拶はありませんでした。そういうことじゃないんじゃないか、と思いつつ、でも確かに喪中ではあるし、「歌劇」の理事長挨拶にもあったように(これはちゃんとしていました)反省と誠意と改革への意思の表明なのかもしれないので、こちらも引き続き見守っていきたい、と改めて思うのでした。
 年末年始特番では久々に宙組生たちの顔が見られたことにも、ちょっと安心しましたよ…! 一歩ずつでも、なんとか前進を、良き改革を、期待しています。

 というわけで星組大劇場公演『RRR×TAKARAZUKA~√Bheem~/VIOLETOPIA』2024年1月6日11時の回を観てきました。
 もともと、元日初日とかは真性ファンのみなさまでどうぞ、私は実家でまったりしていますから、みなさまがお仕事始めでいなくなるあたりから、私は有休を取れるのでゆっくり遠征始めとしようかなー…と5日15時半のお取り次ぎをお願いしていたんですよ。そうしたら初日の方が寄ってきてしまった(^^;)。それでも平日だしちゃんと来るかなー、と思っていたらやはりお断りで…でももう安い新幹線と宿のパックを取っちゃってたし、西のお友達との新年会予定も夜に入れてしまったので、予定どおり5日から出かけて、昼間は梅田で『ウィッシュ』を観ました(笑)。フツーにおもしろかったです。吹き替えでしたが、王妃さま役の声優を檀ちゃんがやっていたんですね(^^)。
 で、自力手配の翌朝の回をマイ初日として、いそいそと出かけてきました。これがまた引き替えたらとんでもない良席で、こいつぁ春から縁起がいいねえ!と小躍りしました。
 以下、現時点での、ごく個人的な感想です。ネタバレしていますし、これからご覧になる方はご留意ください。

 映画『RRR』は公開当時、なんか話題だし観ておくか、と一応観ました。長かったけどおもしろかった、とは思った記憶…しかしその後ほぼ綺麗さっぱり忘れました(笑)。つまり、すごく刺さったとか大好きなマイ・ベスト・映画になった、とかはなかったということです。舞台化されると聞いたときも、タイミング早いなーすごいなーとか話題になりそうだし企画としていいねーとは思いましたが、なんせそこまでの期待も盛り上がりも個人的には特になかった…かな。
 せおっちの専科異動で2番手スターがありちゃんになって、そういう意味での新生星組のこれがお披露目公演ということになりますよね。つまりことありプッシュ企画としてとてもよかった、ハマった公演かな、と感じました。こっちゃんビームとありちゃんラーマの熱い友情と相克、というドラマはアタリだな、とね。
 そしてわざとそう見せているところもあるんでしょうが、体格やビジュアルの違い、個性や持ち味の違い、でもふたりともホント身体が利いて踊れるところなんかが抜群にハマって、そこにさらに万能な大型トップ娘役のひっとん、新3番手スターとして輝きまくりのかりんさんが加わるとさらに華やかなオーラが放たれるわけで、それはそれは美しく素晴らしい構造でした。トップコンビも大事だけれどトップトリオ、さらには3番手、4番手スターや娘役2番手格、3番手格に番手外上級生スター枠までしっかり充実していると、組はホント盤石…!ってなりますからね。その意味ではぴーのご卒業は残念ではあります。
 というわけでスター配置その他はいいなと思ったのですが、純粋に作品として観たときには、私はやや退屈しないこともなくもなくもなかったんですよね…ごにょごにょ。原作映画ファンでは全然ないので、「わっ、まんまじゃん!」とか「あそこはこうしてきたか!」みたいなときめきはないので、そういう盛り上がり方はできなかったから…というのは、あるかな。初日もナートゥ場面で俄然客席もテンションが上がったと聞きますが、それは逆にそこまではややまったりしていたということなのでは…とかちょっと思っちゃいました。イヤ実際には初日なんて完全予習で臨む猛者どもが集う場所なので、固唾を呑んで見守り全集中していたのが弾けた…ということなのかもしれませんけれどね。
 ただ、日曜マチネは普通に友会で当てて来た、みたいなお客も多いと思いますし、拍手の入りがめっちゃ悪かったんですよね。というか、映画と同じ構図、ポーズでバーンとキメ!みたいな箇所がいくつかあるんだけれど、そしてヤング谷先生はそこに歌舞伎の見得に入るような拍手を期待していたのかもしれないけれど(そしてこれからはリピーターも増えるし熱い組ファンが率先して拍手を切っていくと思うけれど)、ことごとくシーンと静まりかえって微妙な間が空く…の連続だったんですよね。これは、スターが歌い終わったら拍手する、とか芝居が一場面終わってスターがハケたら拍手する、とかの宝塚歌劇コードから逸脱しているからファンが条件反射でやれないだけで、別に誰に罪があるものでもないんだけれど、やはり全体に作品がただ映画を舞台化することにちょっと振り気味なんでないかい…?とは、私は感じたのでした。
 もちろん、おもしろくなかったわけではないんだけれど…でもそんな難しいストーリーじゃないしさ、ドラマを背負うのはビームよりむしろラーマだしさ、やはり適材適所当て書きされたよくできたオリジナル脚本に勝るものはないのかもしれないな、とはちょっと感じてしまったのです。毎度なんでもケチつける人間でホントすみません…
 あと、ちょっと、やはりなんというか、搾取を感じたんですよね…ビームとラーマってモデルがいるというか、実際の独立運動の闘士だったわけで、これはそんな彼らを主人公としてインド独立運動へ至るまでの物語の、インド人のインド人によるインド人のためのインド映画なんですよ。それをちょっと流行ったから、おもしろかったからというだけで我々がさくっと舞台化とかして楽しんじゃってていいのかね、とちょっと感じたんですよね。というのも、彼らは圧政を敷くイギリス総督府に対して立ち上がったわけですが、我々を虐げているのは外国人なんかではなく、同人種同民族の、しかし庶民の暮らしを知らず知ろうともしていない二世三世の議員族たちであって、しかも我々は立ち上がろうとすらしていないわけです。選挙にすら行こうとしていないんだから、大半が。そんなしょーもない我々が、よそさまの物語にだけ酔っていていいのか…とか、ちょっと考えちゃったのでした。こういうことを考えさせる現実が憎いです。てかマジ政権変えよう、ホントこのままじゃろくなことがないよ…(><)
 でもまあそういったことさえ別にすれば、ことありお披露目演目としてはホント大正解だと思いました。こっちゃんは髭モジャのおじさんではないので(笑)、ゴーント族の守護神としての圧倒的なオーラや強さをきちんと魅せつつも、世間ズレしていない森の妖精みたいな少年で(まさしく「森で生まれ、無知だった」…)、かたやありちゃんが髭でダンディで肩幅ガッチリ脚はすらりと長く長すぎるくらいで、過去のいきさつもあるし酸いも甘いも噛み分けたオトナの男で、なのでこっちゃんビームが「兄貴!」と呼んで慕うのが実にハマるんですよ。でも実は下級生なわけでさ…いやーめっちゃきゅんきゅんしましたし、でもことありの関係性の可能性ってもっともっとあるなとも思えたし、そのときめきと動揺とでハート大忙しでしたよね…!
 でもなんか、私もだけどみんなこっちゃんが好きで観るんだからいいんだろうけど、でもビームってちょっとよくわかんないキャラだな、何かもうちょっと特徴を立てるべきでは…とかうっすら考え出したところにジェニーの再登場とラーマの恋の橋渡し場面が来たので、一気にキャラや関係性が立って印象が鮮やかになった…というのはあったかと思います。『めぐ会い』とかと同じやろ、と言われても、こういうおたおた純朴なこっちゃんが私は好き…!というのもある(笑)。やっぱラブロマンス、少女漫画感が必要なんだと思うわけですよ宝塚歌劇には…!
 ただ今回は、ビームが精神的にまだまだ幼いせいもあって少女漫画どころか少年漫画レベルの恋心模様で、でもそれもちょうどよかったかなと思いました。ビームは、ジェニーに対してもちろん異性として惹かれている部分もあるんだろうけれど、総督の屋敷のお嬢さん、イギリスのご婦人にしては親切で優しい…という感激や慕わしさの方が先行しています。そしてジェニーの方はハナからインド人に対してであろうと分け隔てない人間なので、明るく、優しく、困っている人のことは助けるし、助けられたら恩返しする、そういうまっとうな人なので、ビームのことも対等の友達としてごくナチュラルに扱っているのでした。そして異性としてときめいている描写は、特にないかと思います。ここ、重要。
 プログラムの解説にもありましたが、今回のジェニーは、トップ娘役のお役なので単なるお飾りのヒロインキャラではないところとか(というか今回のヒロインはむしろビームだろう)、むしろ役割や使命、運命に縛られがちな男性キャラ陣に対して「唯一自らの生き方を自己決定する自由な人間として描かれている」女性、という面がきちんとそのまま踏襲されている点が素晴らしいし、そこにいわゆる手癖でかわいそうなヒロイン感が足されなかったことが何より素晴らしかったと感じました。つまり婚約者ジェイクのことです。
「歌劇」の座談会を読んでニヤニヤしちゃいましたが、そうなのよみんな「ジェイクはキワミだよね」って言っちゃうのよ(『1789』時のフェルゼン説と変わってないじゃん…と思うがそういうキャラなんだから仕方ない(笑)。当時も私はいやロベピがいい!と力説していしましたけれどね!!)。まあ役がないというのもあるんだけれと、そこからちゃんとジェニーの婚約者設定が足されてくるところもいい。
 で、これが、よくあるパターンでは、この婚約は明らかに政略的なもので愛情なんか全然なくて、男の方は女の財産やら美貌やらといった表面的なものしか求めていない強欲で残忍な支配欲、権勢欲だけの男で、女の方は家の都合やら義理やら人情やらでそんな婚約を受け入れざるをえない、哀れでかわいそうでけなげな存在…ってなりがちじゃないですか。でも、そのパターンを踏ませていないんですよ、ヤング谷先生は。たまたまかもしれないけれど(オイ)、そこがとくかく素晴らしいと思いました。そうよ、ひっとんには、というかそもそも娘役には、女性には、そんな耐える女、かわいそうだけどいじらしい、みたいなキャラは似合わないのよ! そりゃ人生なんでも思いどおりにはいかないよ、でも何故いつもいつも耐え忍ぶ姿を強要され、ヒーローに救われるのを待たなくちゃいけないんだ。そういう女性蔑視はやめろ、そんなことせんでもドラマは作れるやろ!ってのを、今回見事に立証しているわけです。この点は本当に高く評価したい!!
 ジェイクは…そもそもはなんだったんだっけ、単なる高慢なイギリス紳士ポジのキャラなんでしたっけ? 外交官とか軍の官僚とか政治の関係者ではないんですよね? これは今回もそうでした。あくまで「ジェニーの婚約者」として出てくる、まあなんかボンボンっぽい青年です。『ミーマイ』ジェラルドみたいなおっとり系ボンボンではなく、ちょっと神経質そうな、どちらかというとロベピ系のボンボンではあります。てか最初のブルーグレーにストライプの三つ揃え、大空さんが『華日々』で着てなかった?(のちにちなつも何かで着たスーツ…)
 それはともかく、天飛くんジャングへの乱暴を止めるジェニーを止める形で出てくるジェイクは、ジェニーと違ってインド人差別を隠しもしないわけですが、それは確かにやや高圧的で傲慢で嫌な男なんだけれど、当時のイギリス人の感覚としてはまあ普通だったんじゃないの?と思えるものです。そして何よりジェニーに対して、ちゃんと愛情と心配があって守ろう、傷つくのを防ごうとしているのであって、自分の命令に従わせようとしているとか自分の財産に傷がつくのを嫌っているのだ、みたいなマッチョ男仕草がいっさいないのです。かりんちゃんの演技プランもあるのかもしれないけれど、演出として、芝居の付け方としてちゃんとそうなっていて、つまりジェイクが不必要に嫌な男、悪役ポジションになっていないのです。そういうのは総督のオレキザキとかその側近のさりおエドワードとかがちゃんと担ってくれているわけで、この棲み分けがいいんですよね。
 ナートゥに至る流れの役割もきっちりこなし(というかここのかりんさんマジ立派だと思うの…! 「歌劇」の座談会でもあったけどこっちゃんにあの口の利きよう、ってのもあるし、あの状況下でひとり踊ってアレですよ、すごすぎる…!!)、終盤にはちゃんと混ざって踊っちゃう腰の軽さもいいし(笑)、でも簡単に宗旨替えしないのもいいし、でもその後もなんだかんだジェニーにつきあっちゃうのもいい。「おまえのためじゃないんだからなっ!」みたいな今どきそんなテンプレなツンデレ台詞をアンタ…ってのが実に似合うし、それでちゃんと笑いが取れるのもすごい。本人の愛嬌、個性、持ち味もあるけど芝居としてもちゃんとしていました。あの顔あの背あのスタイルであのほっかむり、ホントたまらん、あそこの舞台写真がゼヒ欲しい(笑)。そしてそうまでつきあいが良くてもなんかそこらに触るのはばっちそうだし地べたに座るのも嫌で…って細かい芝居してるのホントたまらん。執事さん早く来て、兎さん柄の愛用のピクニックブランケット出したげて、お紅茶とキュウリサンドイッチも今すぐご用意してー!って呼ばわりたくなりました。てかおつきのメイドとしてお世話したい…(笑)
 ジェイクとジェニーは、細かい設定はあるのかもしれないけれど少なくとも台詞としての言及はなく、まあ学生時代からの恋人でフツーに両者合意で婚約しているフツーの恋仲で、でも男が不必要に偉そうじゃなく女も不必要に下手に出ていない、という健全なカップルに見えました。特にラブラブイチャイチャしているわけではないけれど、それは普通ふたりきりのときにするもんなんだからこれで普通だろう、と思いますしね。
 そして何より、特に何もないのにジェニーが安易にビームに惚れちゃうような流れがなくてホントよかったと思いました。そりゃトップコンビが恋愛している方が私も好みではありますが、必然性がないなら下手にやられても興醒めなだけでしょ? しかもマジで恋愛するならその後は『ノバボサノバ』みたいな展開しか見えないわけじゃないですかこのふたりって、それならいっそ始めない方がマシですよそんな恋は。少なくとも今回扱うべきものではない、それはまた別のお話、という幕切れがとてもよかったです。
 ラスト、映画のエンディングさながらに客席降りもあるフィナーレ的盛り上がりがあって、やがて銀橋から、ジェニーとジェイクが上手にハケ、ビームとラーマが下手にハケて、下りた緞帳に花火が映って大団円でおしまい、となります。ビームとラーマの友情が復活し、ふたりはこれから独立運動に向けて新たな戦いを始めていくのでしょう。ジェニーがどんなに反帝国主義で人種差別をせず平和主義であろうと、だからこそ彼らとはやはり相容れなくなっていくことでしょう。だからこの上下の別れで正解だし、でも4人とも笑顔です。だから広い意味での4人の友情は残り続けるかもしれないけれど、それはそれとしてジェイクとは結婚してあげてくれジェニー、と私はつい念じてしまうのでした(笑)。イヤいい夫婦になるよ、そしてジェイクもより良き人になっていくと思うのよ…お幸せに!
 と、この清々しさがあったので、途中ややタルかったかも…?みたいなのも帳消しに感じられないこともなかったのでした。

 あとはそうねー、やっぱつんつんが仕事できるし儲け役に見えたかな。このあたりの若手スター布陣は今後も要注目ですよね。うたちも可愛かったし、子役だけどルリハナちゃんも美声を聴かせてよかったし。ガンガン踊る水乃ちゃんるりなたんがよかったし。菜乃たんが少年ラーマで一瞬目立ってたけど、でももっと推してくれてもいいのよ?と思ったり(そして少女シータのひよりんのヒロイン力に震えたよね…!)。上級生陣は手堅く、しかし東京新公も楽しみ!と思いました。


 レビュー・シンドロームは指田珠子先生の大劇場デビュー作。『万華鏡~』の栗田優香先生同様、まずはショーで本公演デビューを、というのは大正解だと思います。
 廃墟のようだった劇場が何かの魔法か蘇り…というコンセプトは、私は好きそう、と楽しみにしていました。が、斬新なのはいいんだけれど、ちょっと全体に、こういう絵を見せたいとかこういう場面を作りたい、という意志は感じられるものの、スターの見せ方がやや不親切な気もしました。ただレビューが作りたいだけならタイヘンでしょうが外部でやるべきで、宝塚歌劇はまずスターを見せる興行だと思うので、もうちょっと配慮が欲しいかな、と感じたのです。まあそのバランスが難しいんでしょうけれどね…
 つーかプロローグ、どこの『まじっく快斗』かと思ったわこっちゃん…てかいつコナンやる?(笑)
 第2場がありちゃんセンター場面なんですけれど、なんかお衣装も装置も攻めすぎというか、魅力が伝わりづらくなかったです…? 『血の婚礼』もいいんだけど、ちょっと異種格闘にもほどがないか?と…
 からのサーカス小屋場面は、座長のかりんさんが大健闘していたのでいいです!(盲目)いやトップコンビの邪魔するとかおま…って思ってたんですけど、座長に思いの外懐いてくれる中性的なこっちゃんヘビSが素晴らしくてですね…あと白い鳥の水乃ちゃんが歌う旅芸人都優奈ちゃんの膝でまどろみくつろぐ姿にアタマぱーんとなりましてですね…
 からの中詰め、「不良の役者」のお衣装は…アレでいいのか? 選曲は…アレでいいのか? ひっとんもうたちもめっかわだったけど…ベレー帽は新調ですか??(そこなのか)
 そして私が一番ワケわからなかったのが、そのすぐあとの楽屋の場面なんですけど…コレ、要ります?(オイ)いわゆる若手スターアイドル場面なら、もう天飛くんセンターか、つんつん大希くんシンメセンター以下くらいでいいのでは…当の女歌手は舞台に不在という、今どきのオタク批判みたいな意味もあったのかもしれませんが、うぅーむ…
 からのキャバレー場面は、ひっとんの黒燕尾がタイヘンおごちそうさまだったので良きです。あとありちゃんのシャンパンSね! がっつり背中開いてるミニのドレスね、サイコーですね!!
 で、これでプロローグに戻ったようになって、その後上手スッポンセリ上がりでぴーの餞別場面でしたが、これで大空さんのときのように背中向けてたら喧嘩売ってんのかと立ち上がるところでしたよ私…ホントすんません。しかしもうちょっといいスーツ着せたげてもよかったのでは、とは思ったぞ…あとゆららんどうしたんだ、退団者でフィーチャーされるんだから死ぬ気で絞ってくれ…! これは契約がとか搾取がとか強要がとかの問題ではないと思うぞ…
 ロケットはボーイ4人がいる指揮者とミュージック、でしたが、指揮者っぽかったかなあ…?
 で、ここから何故か近未来に飛ぶようなんですが、サングラスに話題騒然でしたよね…てかこっちゃんを迎えるありかりんのツインタワーっぷりったら壮観でしたね…! デュエダンは、お衣装は素敵でしたが振りはまた中途半端で、アクロバティックともロマンチックともつかないもので、ちょっと不満だったかなー…というか今回、ひっとんがあまり目立っていないのではなかろうか…?
 エトワールはぴー。なのでかりんさんがちゃんと3番手で降りて、ありちゃんは真っ白い大羽根背負って、良きでした。


 うーん、次はもう月末なので、もうちょっと観てみたらまた印象が変わるかな、という感じです。毎度雑な感想で申し訳ございません。
 雪組東京公演も4日15時半から観ています。これが今年の観劇始めでした。こちらはマイ楽後にまとめてゆっくり語ろうかな、と思っています。
 そんなこんなですが、今年もどうぞよろしくお願いいたします。外部は『トッツィー』からかな、楽しみです!






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