駒子の備忘録

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ふらり、ひっそり、ひとり。旅 その7/京都府

2023年10月30日 | 日記
「そうだ、京都行こう」というわけではありませんが、「京都丹後鉄道・天橋立・伊根の舟屋 丹後半島めぐり」なるツアーにまたまたひとり参加してきました。ちなみに、またまた初の都道府県ではありません。中学の修学旅行が京都・奈良でしたし、中央競馬にハマっていたころは淀の競馬場に何度も来ましたし、先日は南座にスーパー歌舞伎を観に行きました。また今回は岐阜、滋賀、福井も横切るツアーでもありました。行き先もやたら「海の京都」を名乗っており、そう言わないと京都扱いされない地区なのかな、とも思ったりしました。でもとにかく天橋立は初めてだったので、お天気にも恵まれ、楽しかったです。

 例によって東京駅日本橋口が集合場所。しかしここがこんなにごった返しているのを初めて見ました…いくつものツアー会社がいくつものコースの旗を立てて受付していて、完全な芋洗い状態です。ちょっと閉口しました。
 こだまに3時間近く乗るので、おにぎりの駅弁など買って乗車。百万年ぶりくらいにこだまに乗ったので、のぞみならこの半分の時間で済むのに…と思いつつ、のぞみの停車しない岐阜羽島駅で下車。
 団体バスに乗り込み、まずは賤ヶ岳サービスエリアまで小一時間のドライブ。ここでランチタイムでしたが、そんなにお腹が空いていなかったのでレストランには行かず、売店の近江牛コロッケや唐揚げ、ソフトクリームなどを摘まんでお土産など物色。夜の部屋呑み用のお酒も欲しかったのですが、飲酒運転防止のためにご当地ビールどころかいっさいのアルコール飲料、アルコール入りのお菓子やおつまみすら扱っていないのでした。ちゃんとしているなあ…! なのでおとなしくただのお菓子とおつまみを購入。
 続いて三方五湖山頂公園へ。山頂へはリフトで移動。のんびり気持ちよかったです。ここの売店ではお酒が買えたので購入し、お守りなどの自分土産も買いました。
 山頂にはあちこちにソファの置かれたお洒落テラスが設えられていて、なかなかのデートスポットのようでした。「天空の足湯」にちょっと浸かってのんびり。リフトはくだりが湖が覗けて、実に壮観でした。
 さらに一時間ちょっとドライブして、五老ヶ岳公園へ。自衛隊の施設も眺められる展望台もありましたが、私は登らずにあたりを散策。夜は暗くて怖そうな遊歩道なども充実していました。
 その後は早めにお宿へ。わりと大きな観光ホテルで、部屋はまあ普通の洋室で、ツインのシングルユースでそれは快適だったのですが、夕食ブュッフェがなんというか…壊滅的に残念でした。種類はいろいろ出ているんですけれど、本当に今どきこんな…というだだっ広いだけの宴会場みたいなホールみたいな空間に、無味乾燥なテーブルと椅子がだーっと並んでいるのを見ただけでもう萎えました。温かくあるべきものも冷たくあるべきものも中途半端なぬるさで、頼むとサーブしてくれるローストビーフもお肉自体は作り置きで冷めてしまっていて、ホントーに残念でした。ちなみにこれは朝食も同様で、ホントしょんぼりでした…でも朝食ではせめて学習して、ホールの外のロビーみたいなところに出された小さなテーブルで、差し込む朝日を眺めながらいただいたので、ロケーション的にはだいぶ改善されました。まあ駐車場ビューでしたけれどね…
 温泉大浴場は大きな露天風呂もあり、またホテルが大きいだけあって脱衣所も洗い場も広々としていて、また時間のせいもあったか実に空いていて、快適だったのがよかったです。
 でもなんか疲れてしまって、あまり部屋飲みもせず寝てしまいました…

 翌朝は朝風呂にさっと入って、身支度して朝食ブュッフェを済ませて、八時出発。四所駅なるローカルな駅に着き、栗田駅まで30分ほどの丹後鉄道の旅です。これは鉄子としては楽しかったです。駅でもいい感じの旅情ある写真が撮れましたし、車輌も古風で可愛いのが来ました。ただ、柵なんかがない剥き出しの橋を渡る様子が見どころだそうですが、当然ですが乗車しているとそれはよくわからないのでした。確かに川を渡るときに、妙に見晴らしがいいなーとは感じましたが…先頭車両の先頭に立って進行方向を見れば、なかなかいい景色が見られたのでしょうね。そこは地元の子供らしき団体と、ツアーの中のカメラ小僧みたいな数人に占められてしまっていたのでした…(ToT)
 その後は伊根に移動して、伊根湾めぐりの遊覧船に乗船。これは鷗と戯れられておもしろかったです。というか鳥がダメな人はダメなのでは…というくらい、鷗たちが客が投げるパンくずやかっぱえびせんめがけて船の中に飛び込もうかという勢いで寄ってくるので、なかなかにスリリングすぎて笑えました。でも岸辺の様子はさすが絵になり、癒やされました。
 その後、重要伝統的建造物群保存地区選定地なる江戸時代の舟屋を覗いたり、フォトジェニックな写真など撮りつつ散策。そしていよいよ天橋立へ…
 元伊勢の籠神社の駐車場で下ろされたので、まずは天橋立をぷらぶら歩いてみました。徒歩だと小一時間、レンタサイクルだと20分で渡り切れるそうなので、3分の1くらいまでは渡ってみたかなあ。宮津湾の方に昨晩泊まったホテルが眺められました。松はけっこう好き勝手に生えていて、松優先で遊歩道が作られているのも趣き深かったです。
 戻って府中駅からリフトに乗り、傘松公園へ。股のぞき発祥の地だそうです。長いスカートをたくし込みながら、フラフラしつつもやってみました。まあ、確かに天地が逆転して見える、よ、う…?
 ランチタイム込みで2時間あったので、ここの売店でお昼にすることにして、オイルサーディンバーガーとビールを頼んだのですが、これがこの旅イチ美味しかったです…! ハンバーガーは具もバンズもアツアツで! ビールは冷え冷えで! やはり温度は大事なんですよー…!!
 時間までのんびり、たっぷり散策して、再びバス移動。最後に三方五湖パーキングエリアに寄って、シメ鯖&焼き鯖弁当や缶サワーなど買い込んで、米原駅から再びこだまに乗車。お弁当食べて爆睡して、東京駅で解散となりました。

 京都旅行か?と言われると謎ですが、個人では行きにくいところもあり、楽しかったです。団体ツアーは毎度のごとく家族連れや女性グループが多く、おひとりさま参加も4人ほどいたかな? でもテキトーに放っておいてもらえて、添乗員さんもそつなく、事故もなく予定がこなせて、快適でした。


〈旅のお小遣い帖〉
ツアー代金 52,900円
東京駅までの電車賃(往復) 356円
おむすび弁当 530円
近江牛コロッケ 300円
唐揚げ 350円
ソフトクリーム 500円
お土産、おつまみ、お菓子など 3,022円
山頂公園リフト代 900円
お酒二種 750円
お守り 700円
夕食のグレープフルーツサワー 700円
傘松公園リフト代 680円
オイルサーディンバーガーとビールセット 1,000円
シメ鯖&焼き鯖弁当 600円
お菓子 399円
みたらし団子 120円
缶サワーとお茶 305円


※追記※
インスタに写真日記上げました。

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