駒子の備忘録

観劇記と乱読日記、愛蔵コミック・コラムなどなど

宝塚歌劇宙組『逆転裁判3』

2013年02月02日 | 観劇記/タイトルか行
 日本青年館、2013年1月28日マチネ。

 負け知らずの天才検事と呼ばれた男マイルズ・エッジワース(悠未ひろ)が弁護士フェニックス・ライトに敗北したのを機に検事局を去って三年、エッジワースは故郷カリフォルニア目指して旅立とうとしていた。偶然再会した幼なじみのラリー・バッツ(凪七瑠海)と共に飛行機に乗り込むが…
 原作・監修・制作協力/株式会社カプコン、脚本・演出/鈴木圭、作曲・編曲/吉田優子。

 私はゲームはまったくやらない人間なので、「逆転裁判」も名前しか知りませんでしたし、宝塚版の1,2ともスカステ放送でしか観ていません。1はおもしろいと思ったかな。
 正直、キャラクターもドラマももうちょっと作りこんで場を埋めてほしいと思いました。特に一幕はスカスカして感じられました。短かったし、もう少し先まで話を進めたところで幕間でもよかったんじゃないかなあ。
 法廷に入るとさすがに謎解きの興味もあっておもしろかったですし、意外にいいお話になっていてなかなかよかったですがねそれでもリーガル・サスペンスとしてはややヌルかったのが残念。
 あと、久々のともちん主演作!ということもさることながら、ポジションが微妙になりつつあるように見えるれーれのヒロイン作として期待していたので、ラブが弱いとかなんとかよりとにかく出番が少なかったのが残念でした。鈴木先生もお忙しいのだとは思いますが、もっと一作一作大事に作ってほしいわあ…
 でもまあフィナーレ含めて楽しかったですけれどね。
 ともちんはキャラクターがぴったり、黒いコートのカッコ良さったらないし、素敵でした。
 クールなパパ役のちーちゃんも、彼を心配するクレバーそうな恋人役のゆうりちゃんも良かった。
 刑事の愛ちゃんもがんばっていましたし。
 すっしぃさんすごいヅラ…と思っていたら意味はあったわけだし(^^;)。
 あ、さっつんがいい色気出してたなあ。てんれーもいい仕事してたなあ。
 カチャはこれで月組へ組替え。確かにいろいろ不安だろうけれど、番手は上がるのだと思うし、飛躍の機会とがんばっていただきたいです。見守りますよ!

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 松山バレエ団『新・白鳥の湖』 | トップ | 『上方花舞台』 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

観劇記/タイトルか行」カテゴリの最新記事