駒子の備忘録

観劇記と乱読日記、愛蔵コミック・コラムなどなど

デンマーク・ロイヤル・バレエ団『ロミオとジュリエット』

2010年04月02日 | 観劇記/タイトルや・ら・わ行
 東京文化会館、2009年5月22日ソワレ。

 ヴェローナの守護聖人・聖ゼーノの祝祭日。ローレンス僧(コンスタンティン・ベケル)はキャピュレット家の屋敷の階段で眠り込んでいるロミオ(セバスティアン・クロボー)を見つける。ロミオはジュリエット(スザンネ・グリンデル)の従姉妹ロザラインに夢中で、祭りに出る彼女を待っていたのだ…振付/ジョン・ノイマイヤー、音楽/セルゲイ・プロコフィエフ、装置/ユルゲン・ローゼ。1971年にフランクフルト・バレエ団により初演。

 楽しみにしていたのですが…なんか…あんま良くなかった…

 印象が記憶となんかちがうのは、もしかして私がかつて観たのはロイヤル・バレエでマクミラン版だったのでしょうか…

 なんか…とにかくパ・ド・ドゥが美しくないというか情感がないというか…ダンサーのせい…?

 ショックだったのはマキューシオ(モーテン・エガト)が頭が薄くておじさんっぽかったこと…私はあっちがベンヴォーリオだと思いたい、と思ってしまいましたもん…
 ティボルト(マス・ブランストルップ)とパリス(マルチン・クピンスキー)は上背があって素敵でした。
 なんか感じが良かったのはキャピュレット夫人(ギッテ・リンストロム)で、こんなに印象的なキャラクターだったっけ?と思わせられました。

 そうは言ってもラストではやはり胸打たれたんですけれどね…
 マクミラン版を際観劇して観てまた考えよう…
 音楽はチャイコ版もいいけれど、やはりこれがいいです。
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