駒子の備忘録

観劇記と乱読日記、愛蔵コミック・コラムなどなど

都布良ひとみ宝塚ミュージカルスタジオ『DREAM COME TRUE』

2020年10月12日 | 観劇記/タイトルた行
 江東区文化センター、2020年10月11日15時半。

 構成・演出/中元都布良、振付/都布良ひとみ。

 お友達が参加しているので、昨年に引き続き観劇してきました。このコロナ禍の中でのお稽古も大変だったことでしょうが、昨年に引き続きハイレベルなレビューショーで、とても楽しかったです。個人的にお友達センサーがより感度が良くなり、全出演場面すぐわかったのも楽しかったです。いやーカッコ良かったわ、組んだ娘役さんを見つめる優しい笑顔にときめいたわ! ヤバい(笑)。
 印象的だったのは、「I Am a Good Girl」で踊る娘役さんの場面のお衣装のキュートさ! チュチュを生かして自由の女神ふうに仕立てたものなんだけれど、そのまま宝塚歌劇のロケットで使えるから!というデザインでした。振付も良かったなあ、ノリノリの娘役さんたちがコケティッシュでセクシーで、とてもよかったです。
 『WSS』の場面もあって、プロローグとマンボはわりとまんまの振りを踊っていたのもよかったです。この回のベルナルドは川崎聖子。そしてアニタの宮崎愛がスラリと長身で黒髪ショートの鬘が似合っていて、素敵でした。!
 それからディズニーのシンデレラ(この回は清水祐里)場面が、王子(この回は高橋優貴乃)に群がる令嬢たちの小芝居付きで楽しかったです。
 『スカピン』のコーナーもありましたが、オリジナルの振りになっていたのがドラマチックでまた素敵でした。まずあすかの「あなたを見つめると」の乗って、友達に囲まれるパーシー(この回は山内美樹)とそれを眺めて佇むマルグリット(この回は宮崎愛)がいて、一方で白いお衣装のパーシーの影(この回は新野由紀)とマルグリットの影(この回は東綾香)がせつなくけれどラブく踊るんです。マルグリットの心象風景のようで、素敵な場面だったなー。そしてトウコの「ひとかけらの勇気」では赤いお衣装の4カップルが踊るんです。紅はこべだから? それからチエちゃんの「君はどこに」で2カップルがすれ違うように踊る…ところで『N!ZM!!』で「ひとかけら~」よりむしろ「君はどこに」をだいもんで聴きたかったとつぶやいていたツイートがあったけれど、あらためて同感…! あまり単発で歌われることがない曲な気がしますが、ドラマチックでいいですよね…!!
 そこからレビューっぽくなって、「ジュテーム」はひとりの男役さんに4人の娘役さんが順にワンフレーズずつ絡んでいく振りで、こういうのあるある…!とたぎりましたし、そこからの「リベルタンゴ」と黒燕尾は見応えがありました。娘役さんたちのお団子キャップもどれも素敵だったなあ。
 そしてカナメさんの「ブルースカイ」で踊る都布良ひとみと涼麻とも…! 尊い…!! シャンシャン持ったパレードもあって、充実の90分でした。
 あと、多分、中澤弥成美さんだと思うのですが、華があって、こういう下級生男役いる…!と胸が高鳴りました(笑)。ちょっとぱるっぽく見えたかな。それで言うと私のお友達はスタイルがまさにかりんちゃんでしたよ…女装(オイ)も見られて、楽しかったです。来年はダブルしようかな…

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする