Side Steps' Today

裏版Side Steps' Today

玉肌日記

2011年05月12日 | 玉肌日記
【岳温泉(福島県二本松市)】
福島県の二本松、安達太良山の麓にある温泉街で、伊香保や銀山のような絵(写真)になる特徴的温泉街を形成しているが、その歴史は古い様子。当該温泉地の温泉は引泉である模様で、さらに山奥にある源泉複数から混合してパイプで引いてきているとのこと。これを温泉街で分配していることから、どこの湯に入っても同じという結果にもなり、これを聞くとなんだが興ざめでもあったが、実際に入ってみるとなかなかの良泉にてこれまた侮れず。単純硫黄泉でph2.5と酸性、微白濁で白い湯の花がちらほら、という状態。舐めてみれば最初にレモン味のような刺激あり。引泉ということで湧出量が限定的か、と思いきや、源泉かけ流しとのことで、湯量は豊富なのだろう。引泉で温度も低下していることもなく、逆に熱いぐらいで、意識的に熱くしている様子。そもそもSide Stepsの仙台公演(定禅寺ジャズフェス)の帰りの骨休め一泊と候補地(二本松ICからなかなか至近)ということで目をつけていたものの果たせず、今回念願叶ってこちらに一泊したが、夕食時に話した温泉宿女将によれば、「肌に優しい、良い湯です」とのこと。その際にph2.5を見知った当方は、すかさず「酸性だからあまり優しいわけないだろ!」と突っ込みを入れようとも思ったが、ただでさえ変人扱いされるので止めることとする(まあ、たしかに酸性具合が強いわりには肌への刺激は少なかったような気もする)。立派なる温泉街、しかも一般温泉客もおおく、秘湯感や鄙び感は乏しいが、なかなかに温泉は高評価。
この記事についてブログを書く
« 玉肌日記 | トップ | フォアグラ日記 »
最新の画像もっと見る

玉肌日記」カテゴリの最新記事