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玉肌日記

2011年05月08日 | 玉肌日記
【東鳴子温泉(宮城県大崎市)】その2
温泉マニアには有名なる高友旅館の黒湯を訪問。高友旅館の前には高友建設があり、付近には同社の名前を冠した温泉パークもある模様ながら、この高友旅館にはまったく資本投下されていない模様で、かなりにボロく、いやレトロ感炸裂なのだが、早速に入浴。某文献によれは、戦前に甘粕大尉がココに隠れていたとのことで、如何にも軍服を来た”かの人”がフラリと出てきそうな雰囲気。黒湯なる湯は湯が空気に触れると黒くなるという湯ながら、男女混浴。朝イチの訪問だったので誰もいなかったが、まずノックアウトされるのは強烈なる石油臭。この辺はモール泉が多く、それはほのかなヒノキの香りに似ていて好ましいが、ここは完全なる石油臭。それで黒湯ともなればまさに石油湯を想像するとも思われるが、この日の黒湯は緑がかった黄色であり、鉄泉系な色なるも、入ってみれば適温。湯は中性(ph6.8)でニオイは強烈ながらも味は殆どなく、逆にやや甘露味。脱衣場の注意書に「火照るので”のぼせ”注意」的なものが掲示されていたが、確かに入っている途中から発汗があり、浴後もそれが持続。この湯に入ると「猛烈に眠くなる」と言われるが、確かに体力をかなりに消耗する湯と思料。また、浴後の体は強烈なる石油臭が持続、しかも時間経過とともにニオイが変化し、ゴム臭へと変化したり、とこちらも強烈。通常は鼻が麻痺することでニオイにも無感になりそうなものだが、ここは無感にならず、これはニオイが経年変化しているせいか?脱衣所には多くの人が書いた効能への感謝の一言があり、目を引いたのは「(浴後に)黒い便と虫が出で病気が快癒した」とのこと。虫って....?
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