Side Steps' Today

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Side Steps YouTube 「Break Out」 (DIMENSION / Covered by Side Steps)

2024年07月03日 | SideSteps
Break Out  (DIMENSION / Covered by Side Steps)
さて、そろそろお口直しに。Side Stepsではちょっとシャレ、いやアイロニーっぽくコピー曲をアンコールで演奏する時が時々あります。いずれもフュージョンのコテコテな有名曲になりますが、過去から順にDOMINO LINE (CASIOPEA)、OSHI-TAO-SHITAI (角松敏生)、Japanese Soul Brothers (The Square)、そして「Citiy Gate~Rumble (Chick Corea Elektric Band)」… そして今回はDIMENSION「Break Out」です。演奏はこれまでの「Go Together」と同じ、1997年11月30日の吉祥寺シルバーエレファントでのライブ映像です。音声はマイク録音のためローが収録されておらず、悪しからずご容赦ください。当方は当時、日本のバンドへの興味がまったく消失していた時期にて、DIMENSIONといえばROLAND(BOSS)の4つボタンのコーラスエフェクト(正確にはDIMENSION D)ぐらいしか思い浮かばなかったのですが、これをアンコールで演ると聴いて初めて聴いたのでありました。そのためワタクシは本番中も必死で譜面を追っております。アンコール演奏前のMCで田村リーダー曰く「この前、DIMENSIONのライブを聞きに行ったとき、この曲は”まいう~”(ウマいの逆)と曲名紹介されていて…自分達で(ウマいって)言っちゃう?という感じ」と、メンバーにプレッシャーをかけつつもお客さまの期待値も思いっきり上げているのですが…。この曲は16分ウラのキメが多様されているため、タイム感が合わないと思わずアタマとか8分ウラになって異様にカッコ悪くなる仕組みになっており、失敗しようものなら「アソコのキメ、思いっきりアタマになっていたよね(笑」と一生語り草になりそうです(我が大学サークルは大抵こういう話題で盛り上がるのが常でした…)が、これまたホンモノより速いテンポで弾き倒しています。DIMENSIONと言えばサックスですが、SSには当然サックスがいないのでキーボードのEWIで代用しており、映像をみてもキーボード伊東さんは大変忙しそう。府川さんもいつもより明確に16分を意識して刻んでいるようにも。果たしてホンモノ並みの”まいう~”な内容かどうか、賢明なる視聴者の皆さまにご判断を委ねます。

Break Out (Covered by Side Steps)