手白澤温泉(栃木県日光市川俣)
(1)
温泉のジャンルに「徒歩でないと行けない温泉」なるものがあり、その隔絶さからプレミアム感を伴って語られることも多いのだが、数年前から密かに狙っていた同温泉を念願叶って初訪問。直前まで中国・近畿地方では平成になって最大の被害とも言われる大雨が続いており、訪問できるか直前まで微妙だったものの、現地情報では雨の影響はほとんど無しとのことで東京を早朝に出発。途中でランチを取ったものの、駐車場たる女夫渕温泉跡まで車で4時間、そこから徒歩で2時間半所要するというのだが、実際本当に徒歩にて2時間半を要してやっとのこと到着。林道を2時間歩くと以前訪問したことのある加仁湯との分岐点に到達するが、そこから最後の30分が勾配続きでなかなかにキツい。汗だくにて到着した宿自体はなかなかにモダンかつ綺麗であり、どうしてこんな僻地にこんな建物が?という具合。ちなみに携帯電話は圏外となり不通、さらに客室にはTVがないという具合だが、常時通電しているだけでなく今時ながら無線wifiが館内に飛んでおり、なんともアンビバレントで好ましい。
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温泉のジャンルに「徒歩でないと行けない温泉」なるものがあり、その隔絶さからプレミアム感を伴って語られることも多いのだが、数年前から密かに狙っていた同温泉を念願叶って初訪問。直前まで中国・近畿地方では平成になって最大の被害とも言われる大雨が続いており、訪問できるか直前まで微妙だったものの、現地情報では雨の影響はほとんど無しとのことで東京を早朝に出発。途中でランチを取ったものの、駐車場たる女夫渕温泉跡まで車で4時間、そこから徒歩で2時間半所要するというのだが、実際本当に徒歩にて2時間半を要してやっとのこと到着。林道を2時間歩くと以前訪問したことのある加仁湯との分岐点に到達するが、そこから最後の30分が勾配続きでなかなかにキツい。汗だくにて到着した宿自体はなかなかにモダンかつ綺麗であり、どうしてこんな僻地にこんな建物が?という具合。ちなみに携帯電話は圏外となり不通、さらに客室にはTVがないという具合だが、常時通電しているだけでなく今時ながら無線wifiが館内に飛んでおり、なんともアンビバレントで好ましい。