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「駿河安蘇備 上」を読む 4


散歩道のサザンカの花
まだつぼみがいっぱい付いている

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「駿河安蘇備」の上巻の解読を続ける。

  駿河安蘇備 巻之上
    有度郡
一 府中 総国風土記 府に正税無し。 假粟六百搔(匙?)。掃料百丸。
固開料百六十丸。府に川辺郷四あり。楠杉松等、府務処分に待す。阿部の
役夫、これに当たる所なり、云々。
※ 正税(しょうぜい)➜ 日本古代,国郡などの正倉(しょうそう)に蓄積された租。大税とも。
※ 丸(まろ)➜ 銭(ぜに)のこと。
※ 園(えん)➜ 日本の古代・中世における畠地の一種。本来、水稲以外のものを栽培する土地のこと。
※ 待す(たいす)➜ 待遇する。取り扱う。
※ 役夫(えきふ)➜ 古代、徭役に従事した人。「徭役」は、律令制下の公民に課せられた労役。
民部省図帳 阿兵市、或いは阿弁。公穀なし。市間、一軒五升の精米。
月別、東西四里、南北五里六十歩、云々。
※ 公穀(こうこく)➜ 正税のこと?
和名類聚鈔 国府、安部郡に在り、云々。
(つづく)

読書:「まだら雪 照れ降れ長屋風聞帖 18」 坂岡真 著
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