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読み進めるほどに、新しい事実が

散歩道の紅梅(もう半月も前の撮影)
今年は梅の開花も早かった

講座の予習や出席の間に、「異説・天正の瀬替え」の色々な資料に目を通している。読み進めるほどに、新しい事実を知る。

浅井治平著「大井川とその周辺」に次のような記述があった。

別に大井川は、洪水時には激流は相賀峡を流下して、笹久保、大鳥辺を削り、その南下したものは鎌塚真侵食崖を形成したものと思われる。前述滝家の古文書に「天正三、四年の頃(天正の瀬替えの十四、五年以前)大水によって、鎌塚村の田、畑、屋敷が悉く大井川原となったので、やむを得ず上湯日に移転した」とあるのでも、その状況がわかる。

つまり、「天正の瀬替え」は五和の村々に広い農地をもたらした一方、流れが変わって、川下の鎌塚あたりの農地をつぶしたと思われていたが、「天正の瀬替え」以前に、大水の際に鎌塚の農地を潰したという記録があるというのである。これは是非とも滝家の古文書を読んでみなければならない。

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2月5日 「異説・天正の瀬替え」準備、全八章中六章まで進む。
2月6日 掛川古文書講座(8日)の予習。
2月7日 駿河古文書会(9日)の予習。
2月8日 午後、掛川古文書講座に出席。
2月9日 午後、駿河古文書会(静岡)に出席。
2月10日 午後、「駿遠の考古学と歴史」講座に出席。

読書:「泣かせ川 もんなか紋三捕物帳」 井川香四郎 著
読書:「守り神 新・知らぬが半兵衛手控帖 20」 藤井邦夫 著
読書:「松本・梓川殺人事件」 梓林太郎 著
読書:「ビブリア古書堂の事件手帖(2)-1」 三上延 著
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