ネットのニュース(2024年6月17日)を読んで、研修医の誤診があり、高校生は死亡したという。家族の気持ちを考えると悲しい。また、研修医は大丈夫かな、と思う。指導の医師はどのような行動をとったのだろうか。
ニュースの中身は以下の通り。
「入院していた患者に適切な医療を提供できず患者を死亡させたとして、17日、日赤名古屋第二病院が会見し、謝罪しました。 日赤名古屋第二病院によりますと、去年5月、腹痛や嘔吐の症状を訴え救急外来を受診した10代の男性について、当時診察した研修医が誤って急性胃腸炎と診断し、適切な治療ができなかったということです。 その時点で男性は意識があったものの、2日後の深夜に心停止しその後、回復することなく翌月、死亡しました。 調査の結果、病院側に過失があったとして、今後、患者側と和解に向けて協議を行う予定だということです。 日赤名古屋第二病院は研修医が診察する場合、必ず上級医へ診療内容を確認するなど、再発防止に努めるとしています」
上記を読むと、研修医は上級医に報告相談したのだろうか、上級医師は患者を確認したのだろうか、と疑問が出てくる。研修医は経験が少なく、誤診が多いのは、ある面しかたがない。それをカバーし、教えていくのが経験のある指導医であろう。
研修医の診察には、必ずもう一度経験のある医師が診察をする。それが基本だと思う。研修医も診察には自信がないはずだ。国家試験に合格してからの日々の診察などが大切だ。誤診によって患者が死亡してしまう。当然自信を失う。研修医は、疑問があれば、かならず指導医などに聴くことである。それは基本だ。命を預かっている医師は、誤診がないように努力すべきだ。