今日(2024年6月3日)の夕方、ラジオを聞いていたら、トヨタ、ホンダなどの自動車メーカーが、型式指定の不正があったことを報じていた。またか、という感じだ。型式指定は、車体やエンジンを大量生産するために必要な認証制度(新聞記事から)。
自動車メーカーの不正の背景は何であろうか。製造を早め、コスト削減を図り、利益拡大を狙ったものであろう。それは自動車メーカーに限らず、すべての企業にとって共通のものである。
ただ、不正はいけない。しかし、悪いということを知っていながら過ちをおかすのは許されない。そういう企業は、ばれなければいい、という認識があるのだろう。遅かれ早かれ、そういう企業は淘汰されていく。
売上高、利益高、製造販売数などでトップクラスであれ、あっという間に破綻し、企業はなくなっていく。それは過去の事例が示している。特に、トヨタは日本を代表する企業として、恥ずかしくない行動を示してほしいものだ。不正の原因を明確にし、今後はおかさない、という強い意識革命や、企業そのものの再構築が必要ではないか。会長らトップらの「甘え」などが目立つ気がする。