5月 13日
お笑い番組などでの笑い声と相づち。
TVのお笑い番組。アタイ、TV局のスタジオ収録には参加したことがありま
せんが、演芸ホールなどでのお笑い番組だと、何度か客席にいました。
んで、客席の最前列にいるんですよ。どこかのプロダクションから送り込ま
れてきた相づち専門の女性(いつも全員女性でした)。いわゆる仕込み。
あの人たちは素晴らしい。タイミングがバッチリ。セリフ(ホントにセリフ
ですよ。決まったことしか言わない)「へーっ」「あぁーっ」「わぁ!」
これがまた全員が同じタイミングで「へぇ~」とかの相づちです。
んで、アタイも試したことがあるんです。あの人たちと同じタイミングで
「へぇ~」って言うのを。
結果、ダメでした。どうしても0.5秒ぐらいは遅れてしまうんです。そりゃ
しかたがないんです。アタイは演者(漫才とか)の話芸を聴いていますから、
それが耳から脳に入って口から出るまでの時間がかかるのはね。
つうことで、あの方たちは漫才を聴いてはいないんですよ。漫才師のやり
とりが途切れた一瞬をねらって「へぇ~」と言うのが仕事ですから、漫才の
”間”だけを考えている。
バラエティやコメディ番組の笑い声は録音したものを後から追加したり、
TV通販や昼間の情報番組にワイドショーなどだと、”壁の花”といわれるよう
な女性が階段状に並んでいたりしますが、あの方たちも上手いですよね。
「あーっ、へぇ、まぁわぁー」って。
制作側にも事情があるのでしょうが、過剰な演出は必要ないと思うんです
がねぇ。どんなに素晴らしい番組であったとしても、あの声が聞こえると
チャンネルを切り替えちゃいますね。(アタイ民放はまず見ないけど)
まっ、過剰な演出をしなければ視聴率を上げられないような番組が良い
わけないか。(^^)/