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たまおのページ

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すいかのはなしいち

2012年08月28日 | Weblog
 8月 28日

 スイカの思いで。

 アタイの田舎、川からの堆積物(主に砂)でできた土地なので、
どこを掘っても、いくら掘っても砂しか出てきません。(土らしい
部分は、ほんの表面だけ)

 ってことで、畑も砂です。作物はネギ類など、砂に適したもの
が特産になっています。
 とはいっても八百屋で売っているような他の野菜も作ってはいま
すがね。

 でね。数は少ないんですが、スイカを植えている農家もありま
した。アタイの母親も オマケ のようなかんじで、数本だけで
すが、スイカを作っていたことがありましたよ。

 夏、朝晩は畑に水撒きをするんですが、アッというまに砂に吸い
込まれてしまうんですよ。
 てなことで、スイカは大きくならないし、甘く熟れるまえに砂の
熱で「焼けて」しまうんですねぇ。(梅雨時期のセンベイみたいに
中途半端なフニャフニャ感のスイカ)

 そいでもそれなりの大きさになったスイカを持ち帰って、井戸で
冷やして包丁で切ると、なっなんと赤いスイカではなくって、白い
スイカなんですよ。(まるっきり 色がついていない→熟れていない)
 あぁ~あ ガックリでした。

 そいでも母親がスイカを作るのは、実家がスイカと梨を栽培
していたからだと思いますね。
 お盆などに里帰りをすると、土産はスイカでした。(昔はバスを
乗り換えて2時間ぐらいはかかったから、手に持ったスイカが重い
んです)

 そのうち、母の実家が車(軽トラック)を使うようになったら、
夏に何度か持ってきてくれるんですよ。現在は自家消費するだけ
しか作っていないみたいですが、それでもお盆ごろにはスイカを
運んできてくれます。

 このスイカは美味かったですよぉ。水分がたっぷりで、齧りつくと
汁がポタポタ落ちました。
 (今じゃあまり果物を食べないアタイですが、子どもの頃はたくさん
食べていました)

 井戸でスイカを冷やしたんですが、ときどき魚が泳いでいた
んですよね。
 ってことは、地下水とはいいながら、どこかで川とつながって
いたんでしょうね。
 
 みんなで縁側(懐かしいねぇ えんがわ)に座って、スイカを食べ
ましたね。水分が多いから、家の中だと果汁で汚れますからね。
 こういうことだけなら、昔に戻ってもいいかな。です。
 つづく 
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