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えいがでしたなながつ

2012年07月20日 | Weblog
 7月 20日

 「キリマンジャロの雪」を観てきました。

 フランス映画だなぁ。っていう クスグリ が何度もあって、
ハリウッドとは違う楽しみがありましたね。(エスプリですね)
 アメリカ映画は直球勝負。って感じですが、こちらは球種が
いくつもあって、いつのまにか打ちとられていた。でした。

 舞台はマルセイユの港湾労働者(だと思う? とにかく港に
関係した仕事)
 主人公(夫婦)の夫はフランス人とは思えないぐらいに
真面目な人、妻は自分の人生は自分で決めてきた(家族のために
自分の生き方を変えたことがあったが、それも自分で決めた
結果)。

 不況のため早期退職。結婚記念パーティでキリマンジャロへの
ツアーをプレゼントされます。
 その場面で歌われるのが「キリマンジャロの雪」という曲です。
フランスではヒットした歌だそうです。また、同じ題名の小説も
あるそうですが、アタイはどちらも知りませんでした。

 フランス(欧米)では有名な言葉なのかもしれませんが、
日本で「キリマンジャロの雪」っていう映画の題名だと、そ
りゃなんだろう? ですよね。

 フランスの現状がいくつも描かれています。若年者の失業
(不況)、犯罪、家庭の崩壊。
 それに加えて夫婦や家族愛、親子の関係、友情などの人間関係。

 キリマンジャロツアーのチケットを強盗に奪われてしまいます。
この事件が元になって、いろいろな問題が現れてきて・・・
 犯人の事情が分かってきて・・・
 盗られた現金はダメだったが、チケットは戻ってきた・・・

 フランスといえば豊かな食事。って思うんだけれど、この映画に
登場する家庭は日本並みでしたね。
 もちろんパーティなどのときには豪華な料理でしたが、普段の
生活では質素でしたよ。
 

 アタイの評価は86点 人生とか家族とか、愛(いろいろな)って?
ということを考えさせる映画でしたね。
 岩波ホールで昼間の時間に観たんですが、お客は中高年がほとんど
でした。
 まぁ、派手なアクションがあるわけではないし、中年夫婦の日常
(アクシデントによる変化)が淡々とスクリーンに映るだけだもの。
ある程度の年齢にならないと分からないかな。
 
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