たまおのページ

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ぱいろっとがたりない

2012年07月05日 | Weblog
 7月 5日

 飛行機のパイロットが不足ぎみ。

 んでね。飛行機は機種ごとに免許を取らないと操縦でき
ないので、操縦士になるにはそれなりに時間がかかるんだよね。

 数年前のことですが、スカイマークの操縦士が一度にたくさん
辞めたことがあって、そのときにはかなりの定期便が運休に
なってしまったんだよね。
 機体はあるのに、操縦する人がいなくなったからね。

 こないだ日本航空(JAL)が破綻して、操縦士もリストラ
されたとき、多くの操縦士がスカイマークに移ったので、スカイ
マークは大喜びしたようですよ。
 (パイロットが安く手に入ったようなものだものね)

 んでね。格安航空会社(LCC)が日本の空にも続々と
登場していますよね。
 そうなると当然パイロットも不足ぎみになるわけですよ。

 ってことで、日本の航空行政も規制緩和しました。
 パイロット、20年ぐらい前までは60歳定年でしたが、
63歳になり、今度は65歳になりました。
 (ただし、基本は60歳で、いろいろな条件をクリアできれば
認められます)

 そいから、60歳以上のパイロットは正操縦士と副操縦士の
どちらか1人だけ(正副どちらも60歳以上はダメ)でしたが、
今年後半から緩和されて、2人とも60歳以上が認められるん
ですよ。

 いくらパイロットは2人いるし、最近の飛行機は自動操縦で
飛んでいる。って言われても、やはり高齢のパイロットが操縦
している旅客機はえんりょしたい。ですねぇ。
(ベテラン。っていう言い方もできるけれど、ベテランすぎる)

 LCC(格安航空会社)、会社により差があるんだろうけれど。
座席が狭い、乗客サービスが少ない、運行が安定しない。という
ことぐらいなら、運賃が安いので受容できるんだけれど・・・

 搭乗(乗務)員が高齢、機体が中古、補修部品(交換部品)も
中古、機材(機体)の整備は外部委託、機体の効率運用のため
駐機時間は最短(その間に給油や機体点検もしているんだよね)。

 こないだ、LCCの一つである ジェットスターは 運行初日
から欠航でしたよね。ギリギリの機材で運行しているから、
チョコッとトラブルが発生すると、すぐに影響がでますよ。

 もちろん法令違反をしているわけではないし、それで危険が
増えるということでもないとは思うんですが、事故とかは複合
要因で起こるんですよね。
 一つだけなら問題ないんですが、偶然または必然的にミスが
重なったりしたとき、リスクは増大しますからねぇ。

そうそう、ANAは大幅増資して資金を集め、それをB787の
大量購入資金にする。という戦略を発表しましたね。
 機種を絞ることによって、整備コストや燃料費の削減ですね。
(B787は燃費が良くって、航続距離も長い)

 空中戦に勝ち残るのはタイヘンですよ。
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