たまおのページ

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えいがみてきました

2012年07月24日 | Weblog
 7月 24日

 「毎日がアルツハイマー」っていう映画です。

 題名のとおり、アルツハイマーになった人を中心にした
ドキュメンタリー映画。っていってもいいんだろうねぇ。
 母親が認知症になったので、暮らしていたオーストラリア
から日本に戻ってきた映画監督(関口祐加)が、家庭用の
ムービーなどで撮った2年半分の映像をまとめた作品です。
 撮影は建物の中が殆どだし、自宅は家庭用の電灯だけだから
(昼間の場面だと、それも点灯していない)映像(の明るさ)は
暗くて見づらいです。

 一般的に認知症というと、徘徊したり暴れまわったりする
というイメージがありますが、この母親は性格が明るくなった
んだってさ。(そのことは、監督がTV番組で言ってました)

 まぁ、そんなにヒドイことになっていないから公開できた
んだとは思うけどね。

 アタイの評価は70点 合格まではいきませんが、「見て損
はない」っていう作品です。
 アタイの母親も少しボケてきた。って兄が言っていたから
人ごとではないんですがね(でも、田舎で兄の家族が父母の
面倒をみているので、やっぱり人ごとだね)

 といいながら、アタイの周りにも親が認知症とか介護が
必要だとか。って人が何人もいますからね。
 何種類もある認知症ですが、30代や40代の若年性認知症
の人もたくさんいますよ。(アタイらの年代になったら、いつ
発症してもおかしくない。チューイです)

 予防とか、もし認知症になっても進行を遅らせることができ
る。んで、自分でできることもありますよね。まずは興味を持つ
こと、感動すること、行動すること。
 とにかく体と頭を使うことですよ。

 主役のおばぁちゃん。やっぱり動きが少なくなってくると、
病気も進行するみたいでした。
 自転車に乗らない、散歩に行かない(家から出ない)お風呂に
入らない。そういうことが重なってくるんだよね。

 感情を抑えることが出来なくなる(きかなくなる)。ことが
多くなってきます。
 医学的な目的で撮影された映像はいくつもあるんでしょうが、
違う観点から撮影して、だんだんとゆっくりと心も体も老いて
いく自分の母親を撮っていくんですよ。この監督。

 画面は暗い(照明が少ない)けれど、明るい家族が楽しく
認知症と対面している。っていう映画ですよ。
 当然、ハッピーエンドというわけではありませんが、心が
ホッとなって、席を立つことができますよ。です。
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