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こーじたちあいに

2011年09月08日 | Weblog
 9月 8日

 先週末から今週は工事監督です。その2



 ここで建設業法のことを簡単に説明しますね。
 いろいろな仕事があって、それぞれ労働者がいますが、
建設関係は昔から末端労働者が厳しい労働条件で働いて
いたり、重大事故(大けが、死亡)が多発していたという
悪い歴史があるんですよね。

 つうことで、建設業法とか安全衛生法、その他の法令で、
建設労働者の権利や安全について、他の業種よりも細かく
定められています。

 元請け(アタイはいつも元請けとしての監督です)
は下請け労働者に直接指示・指導したりしてはいけません。
それは法律違反です。
 
 例外として、安全に関することについては、その場で指示
できるんですが、それ以外は下請けの「現場代理人」(親方や
職長、監督さんなど、名前はいろいろ)に指示をして、その
現場代理人がその会社の労働者に指示する。という手順に
なります。

 例えば、労働者が仕事をしないでタバコ休憩していたのを
アタイが見つけても、労働者に「オイ、ダメだよ動かなきゃ!」
って言えないんです。(言ったら法律違反です)
 そこでアタイは「代理人さん、あそこでタバコ休憩していて
休んでいる人がいるんだけど。」って伝えます。
 
 しかし、それをどうにか するか しないか は代理人
さんが決めるんです。
 タバコ休憩ぐらいなら、問題無い って代理人さんが判断
すれば、アタイはそれ以上何も言ってはいけません。

 兼務可能なんですが、これら直接作業をしない者2~3人が
実際の作業員の周りをウロウロしたりしているんですねぇ。
 監督員は労働者の手伝いをしたり、作業に参加したりしては
いけません。
 チャンと指示どおりに作業しているか、安全に作業しているか、
などをチェックしているんですよ。(現場常駐しなくてもいいん
ですが、アタイは技術者兼務なので、今回は現場にいます)
 これらのことは、簡単に基本的にカキコしたので、解釈の違いや
例外もありますので、ねんのため。
 
  
 その日はある駅の構内に行政のお知らせ用モニタを設置する
ための事前工事でした。
 駅の利用客(乗降客や駅関係者)などが通るので、その
人たちが無事通行できるようにするのに気を使いましたね。
 
 しかしまぁJRは工事条件に厳しいですよぉ。事前に提出
してあった工事箇所が少しでもズレると許可してくれません
からねぇ。事前の調査・準備が大切ですよ。
 でも、どうしてもその場で予定変更がでるんですよね。
 そのときは 現場→行政担当者→JR担当者→JR駅長の
順で変更内容が伝わって、GOサインが出てから作業開始と
なります。

 んでも今週は気温も少し低くなったし、湿度も先週よりは
低くなったので、作業はしやすくなりました。
 場所は地方都市ののありふれた駅です。駅前にはお店も
無くって、あるのは駅構内のキオスクだけでしたよ。

 んで、ある作業をしようとしたんですが、どうしても作業
方法を変更しなければならなくなったんです。
 そこへ駅長さんがやってきて「私が駅長です。私がOKしま
すから、やり易い方法で作業をしてください。ただしお客さん
が危なくないようにお願いしますよ。」ってこと理解のある
駅長さんでした。感謝カンシャでした。
 んで、作業は予定通りに終了。めでたしメデタシ。

 ここからが酷い目の話。
 都心まで戻ってきて、アタイが利用している電車のホームに
行ったら、なんだかトラブルで動いていませんでした。
 駅の出発案内(電光掲示版)ではすでに発車しているはず
なのに、まだ止まったままで、ホームには人が溢れていました
ねぇ。

 5分ほど様子を見ていたんですが、動きそうもないのでアタイは
迂回経路(遠回り)で自宅へ向かいました。
 んで、う回路を使って、なんとか自宅近くの駅で降りたんですが、
なっなんと。ものすごい雨です。他の人も改札口を出たところで
雨宿りしていましたよ。
 
 アタイも折り畳み傘を持ってはいましたが、そんなものは
役に立たないぐらいに ザァ~!ドバァ~!! っとすごい夕立。
 10分ぐらい待っていたら少し小降りになってきたので、傘を
さして歩きだしたんです。

 そいでね。初めは水溜りを避けるようにして歩いていたんですが、
そのうちそれはムダだ。ってことが分かりました。
 歩道も車道も川になっていました。どこをどう探しても地面が
無いんです。全てが川(そんなおおげさではありませんが、それ
でも靴の中に水が入ってくるぐらいの深さ)でしたねぇ。

 覚悟を決めてバシャバシャ歩いてきましたよ。
 ま、こういう日もあるんだよね。
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