たまおのページ

遊びと旅のページ。
他にも「ボヤキ、グチ、ネタミ、ソネミ、イヤミ」などなど(^O^)/

げんぱつろーどーしゃ

2011年09月03日 | Weblog
 9月 3日

 末端の単純作業労働者の労働管理ができていないようです。

 福島原発の作業員、人でが足らないので全国からかき集め
られているんだそうですねぇ。
 そいで、そういう人たちは危険な作業をさせられることが
多いそうです。
 そりゃみんながそうだとは思いませんが、比率的には危険度
が高い場所や作業内容(放射能の濃度が高い、長時間、壊れ
そうな建物の中 など)なんでしょ。

 だれでも考えますよね。自分の会社の従業員とか同僚には
危険なことはさせられない。とか、技術・技能(スキル)の
ある人は温存しておきたい。とかね。
 そうすると、必然的に臨時雇いの労働者が危険作業をする
ことになりますよ。

 臨時雇い下請け作業員の名簿は、偽名やウソの住所を書いて
いる(ある)ことも多くて、あとで人物を特定することが困難に
なることや、万が一の補償にも支障がでるんだってさ。

 んで、放射能測定用の機器を常時携帯しなければならな
くって、限度(規制値)を越えるとアラームで知らせるんだ
そうですが、高放射能レベルの場所だと、すぐにアラームが
ピィピィ鳴るので、仕事にならない。
 
 つうことで、測定機を安全な場所(高レベルな場所から
離れた所)にいる仲間が全員分を預かっておいて、測定値が
上がらないようにして、作業するんだそうですよ。
 人体に影響がでる数値までになると、次の日からは使って
もらえない(お払い箱)。ですからねぇ。

 実際はどれだけ放射能を浴びていても、装置の数値だけは
低いまま。ということにするんだそうですよ。
 そうやって、規制値の何百倍も被ばくしている人もたくさん
いるんだそうです。
 
 これは東電だけではなくって、全国の原発作業現場では
当たり前におこなわれている。
 という証言がたくさんでていましたね。
 電力会社も知っているんでしょうが、書類の上での作業員
被ばく量は安全なレベルでしょうから、知らんぷりだよね。

 作業員の雇用は3次下請けまでとなっていますが、そんな
わけがなくって、6~7次下請けも当たり前だそうですよ。
 つうことは、賃金が何段階も途中でピンはねされているわけ
でしょ。
 多重下請けになっていることも東電は知っているわけで、
下請けから提出された書類の記載に不備がなければ(あっても)
人集めを優先するために、これまた知らんぷりだね。

 どうしても危険な作業をさせている(本人も承知している)
のなら、法的にはいろいろな問題があるかもしれないけれど、
東電が作業員の賃金を保障(これだけ払うこと)ってやったら
どうかねぇ。
 
 
コメント