ざっくばらんなさんぽみち

お茶農家としての生活、プライベート、趣味(?)のバイクやカメラをおりまぜた、とってもざっくばらんなブログであります。

イノシシ激アツの1日🐗≡3≡3≡3

2021年11月24日 23時02分01秒 | HUNTER×HUNTER
どうも。

※狩猟に関することが写されています。苦手な方はバックしてください。


11月、イノシシの猟期が始まりました。
僕は10月の終わりから、有害鳥獣駆除の枠でワナをやっていました。そして、10月30日1頭捕らせていただきました。

猟期になれば、また気合いも入れ直し。

イノシシはいるとこにはいますが、たくさんはいないかなと思います。
地域の方に、イノシシを捕ってくれ、とお願いは少しされています。

11月の中旬になろうかという、ある日。

市から貸与されたワナの発信器を、見回りながらワナにつけてこようかと。

↑これは発信機と受信機。発信機は7つあります。登録番号が割り当てられ、何かかかると、受信機に番号が表示されます。
3キロほど電波が飛ぶらしい。


↑発信機横に、細いエナメル線のようなワイヤーをくくりつけたトローチ状の磁石が付いています。ワイヤーは磁石と片方をワナに縛ってありますので、獲物が掛かると、磁石がハズレ、発信機が電波を発信します⚡


↑セット完了の様子。

そんな貸与された発信機を取り付けるべく持って、見回りをしました。

そこは、頼まれた場所で、少し山を歩く🚶そういうところに数が限られた発信機を使おうと思いつつ。もちろん、毎日見回りはワナを仕掛けた場合はしないといけませんが、あらかじめ掛かっているか分かれば、段取りや心の準備できます。


↑あれ、ここにワナありますの看板があって、。ワナこの辺かな?あれ、こんなとこあったっけ?
異様な様子に戸惑いました(*_*)
ワナを括った木だけ残して、地形が変わるほどの暴れよう(((・・;)
数十秒掛かって、、ようやく、状況が理解できました。
イノシシはいません。


↑ワナワイヤーはさほど痛んでないものの、かなり暴れましたね。


↑仕掛けた日の夜から次の日、雨がかなり降って、むかえた今日。仕掛けて2日目。掛かったのは後ろ足みたいです。雨でワナの作動が鈍くなったりで、掛かりも浅かったのだろう。幸い、イノシシの脚がちぎれなくて良かったです。魚がルアーを咥えて、ラインが切れるのもあまりしたくないですし。イノシシも掛かったら、しっかり仕留める。脚を欠損させたりは嫌なので。
ただでさえ、後ろ足を括った場合は、イノシシも動きやすいですし、、掛りが浅いとワイヤーが外れたりすることがあるので気をつけて近づく必要があります。
今回は、イノシシがいたら、ワイヤーが外れて飛んできた可能性がありますから、危なかったです。逃げてくれて、助かりました。

もう数ヵ所、見回りすると竹やぶ仕掛けたワナに40キロ弱のイノシシが掛り、大人しくしていました。
ワイヤーの掛り具合を確認して、生け捕りしましたが、、止め刺し前に、息絶えてしまいました。←反省。


↑胃袋を包む網アブラ。少しずつ脂を蓄えていますね。
この後、スマホがヤッケのポケットから沢にダイブ(-_-;)防水なハズなのに、お亡くなりになりました(;o;)


↑内臓を処理し、受信機のスイッチを入れると・・・ナニコレ!?
ワナに急行すると、発信機の磁石が何かに引っ張られ、取れていました。
さすがに、忙しい1日でした。



↑解体は一晩沢に浸けて、翌日。
2歳のメス。欲をいえば、、あと1月後なら、脂ものるでしょう。



↑解体していくと、刃物の切れが落ちます。セラミック砥石で研ぎます。
皮下脂肪がうっすらついていますが、イノシシの脂はもっとつきます。まだ気候が暖かいのと、食べ物でしょうね。分厚い脂を蓄えるまで、少しお休みしています。

再開は12月くらいかな?そろそろですかね。

いきものの命をとることを、気持ち悪いとか、可哀想とか、思う方もいるかと思いますが、僕は他の命をいただくことができ、生きられて感謝しています(^-^)