ざっくばらんなさんぽみち

お茶農家としての生活、プライベート、趣味(?)のバイクやカメラをおりまぜた、とってもざっくばらんなブログであります。

暑さ舞い戻る中、深耕作業。

2018年08月22日 07時13分00秒 | 野良(畑)しごと
どうも。
少し涼しくなってお茶の美味しい季節になりました!なんて思ったのも束の間のこと。また暑さが舞い戻るという日々。

最近は、深耕作業という作業をしています。

茶の木の植わる列と列の間を深さ30㎝ほどの深さで耕していきます。

土の質にもよりますが、くたびれた土に敷き草や刈り落とした茶の葉を鋤き込んだりすることで土の若返りをはかったり、あえて根を切ることで、新しい根を出すように促すなど・・・簡単に言えば鉢モノの土を変えるような感じです。


↑土が良ければ、樹体を固定する根っこや水分や養分を吸収したりする根っこも深く入るんですが、もともとの土の質を変えることはなかなか難しい。
同じように見えても、土には水はけが良かったり悪かったり、肥沃だったりそうでなかったり。
それでも、土を良くして、茶の木が元気に育つようにと思いつつの深耕作業です。


↑今の時代、乗用型の管理機で深耕もあっという間の世の中。
うちにはそんなものはないので、深耕機という機械を使っています。1年眠っていたので、エンジンを動かすのに少し手入れしました。
これがなきゃ・・・デコグワというフォークみたいな農具で・・・股関節が痛くなる、途方に暮れる次第です。
深耕機の老体を気づかいながら。本当に楽チンです、ありがとう。
排気管の口が地面に向いているわけですが・・・そこに茶の葉のカリカリになったのが入り、モクモクといぶることがあります。火が出るんじゃないかとビビりながら。たまに取り除きます。


↑このフォークみたいなクワで耕していきます。


↑しかもエンジンは男のカワサキ。


↑我が愛ロバのCTX200と同様、両側サイドスタンドにひかれる。


↑バックしながら耕していきます。後ろ向きな人生でも前に進んでいることを信じつつも。
コイツのハンドルを握っていればいつか熱海の秘宝館にたどり着ける気がします(笑)。


↑土と有機物を混ぜて、土の微生物の活動を活性化します。


↑浅い部分に根が集中すると、根っこが、はびこり土がくたびれた感があります。これらを切りつつも、土も耕していきます。新しい活力ある根っこを伸ばしてもらいたいですね。


畑を耕しつつも、固くなった自分の頭も耕さなければいけない今日この頃です。


↑狩猟免許・・・いよいよ今週末ですが・・・頭が悪いので、覚えられません(^o^;)鉛筆を転がす覚悟ですが。
僕が茶畑の隅に植えたサツマイモは根付いたころに堀荒らされてしまいました。イノシシはすぐそこにいます。
免許を取らねば(*_*)


↑こういうの、登録だ、許可がどうだとかややこしい。読んでると本当に眠たくなり、いっこうに進みません。いつも、『明日にするかなと・・・』、ダメですよね(^o^;)

オマケ

今年の夏はそーめんをいつもより食べた気がします。ネギやショウガ、ミョウガの薬味だけじゃなく、キュウリやトマトものせたりして。

今回は、某うどん店で、カボス(よくカボスとスダチが混乱します)?が浮かんだうどんを食しましたので。
ハッサクの摘果したものでやってみました。


↑皮から苦みが・・・不味くはないですが。柑橘類によっても皮の苦みの有無はあるでしょうね。



↑昨日は某農家のオジサンが某農家のオジサンに籾殻を持ってきてくれました。
本当に、ありがとうございます。