ざっくばらんなさんぽみち

お茶農家としての生活、プライベート、趣味(?)のバイクやカメラをおりまぜた、とってもざっくばらんなブログであります。

籾殻焼きをして・・・

2010年09月16日 07時43分35秒 | 野良(畑)しごと
こんにちは。
かなーり、秋ですね。少し寒い朝をむかえております(^_^)
気候って、人に与える影響が大きいことを、この夏は感じました。暑いと、悪い面ではいろいろなことがルーズになったり。良いのかはわからないけれど、なんだか陽気になったり。食欲も落ちたり。
これからの秋は少し落ち着いた季節になりそうです。
昨日、ようやく秋刀魚を買いましたよ!やっぱり、美味しいですね。頭から尻尾まで美味しくいただきました。

さて、先日、お米の籾殻を焼きました。稲作はしない僕の家では、当然籾殻はありません。
ブログによく登場していただく、マサナオ先輩からいただきました。
『籾殻欲しい??タダなものは、いつまでもないから。欲しいなら早く言ってよ。』という具合に、すこし前にいただきました。


↑そうそう、これで星に帰ります・・・じゃなくて・・・冗談ですよ(笑)
昔は、僕の家でも、家族の食べる分だけ稲作をしていました。その時は、籾殻焼きをおばあちゃんがやっていました。そんな記憶を頼りに籾殻を焼くのに必要な“燻炭器”を作ろうと思いました。
1斗缶などに穴をあけて、トタン板を丸けた煙突をさす。
でも、ホームセンターで既製品が1280円(税込)・・・買いました。作る手間、材料代等考えると、いいかなあと思いまして。何回か、また使えますし。


↑こんな感じで、籾殻を山にして。モクモクと焼きます。
不思議と、内側から燻し焼けるんです。
火の番をしながら、辺りの草取りをして、ブルーベリーとイチジクを植えようっと!


↑そもそもですね・・・なぜ、籾殻を焼くのか??
野菜作りの土作りに籾殻を使う際、生のままでは硬く腐りにくいので、炭の状態にすることで土作りに使いやすくなるためです。


↑籾殻を焼きながら、焼き芋も焼けちゃいます。
植物(木や竹)など焼くと、木酢液など煙を冷すことで取り出せますが・・・籾殻も同じで、焼き芋が酸っぱい味に・・・アルミホイルを巻くべきでした。
※焼き芋がしたくて、わざわざスーパーにイモを買いに行きました。本当は、自分でサツマイモを作ってあると、良いのですが。


↑時折、籾殻の山を掻き混ぜると・・・辺りは煙に包まれる。


↑だいぶ、山が黒くなりました。

籾殻焼きは、とっても時間がかかります。1日以上かかるんじゃないでしょうか??
火をだして、メラメラ燃えるわけでなく・・・ゆっくりと煙をモクモクと出しながら、だんだんと燻し焼く。でも、頃合を見て、火を消さないと・・・灰になってしまいます。

今では、籾殻焼きを、やる人も少なくなりました。手間も時間もかかります。煙、匂いも出ますしね。
でも、季節の農村の風景にあるとホッとします。

稲刈りの季節も早くなりましたし、田んぼで、稲ワラに付いたお米を、竹ざおに干すこともほとんど見なくなりました。刈りとられた稲は田んぼで、稲ワラと米の部分と分けられ、稲ワラが田んぼに転がっています。

確かに時代はハイスピード、省力化・・・ですが、新米もうまい!!マズイのは・・・僕の太り具合。でも食欲の秋ですからね!!スローライフで常に冬眠のために備蓄。

でも、実際は柔らかい筋肉です。インナーマッスルを評価してほしい。
能あるタカは、爪を隠す。ですよっ(^_^)(汗)

サツマイモを買いに、地下足袋など履いてアイムファーマーという格好でスーパーに行ったのですが、タカヤナギ(最寄のスーパー)なら余裕でいけます。土埃は、もちろん入る前にテイクオフ。
入り口で、飴の試食販売をしていて、おばちゃんの『飴いかがですか??食べてって。』に誘われて、買ってしまったことに・・・すこし敗北感。普通にカンロの飴。たいして高いものではないけれど・・・。
将来的に、デート商法とか気をつけないといけないタイプ・・・さながら世の中、砂漠。僕は、プレーリードック。(笑)ワンワンワン。とはいわんよ!

すこし、頭の中は、まだ夏のいたずら。
今日は、雨。良いお湿りですね。

みなさん、よい1日を!