ざっくばらんなさんぽみち

お茶農家としての生活、プライベート、趣味(?)のバイクやカメラをおりまぜた、とってもざっくばらんなブログであります。

XR400Rについての想い・・・

2010年03月07日 14時50分03秒 | バイク・くるま
こんにちは。
どこにこんな水があるんだ、ここよりも砂漠に雨を降らせてあげてくれ・・・日本の大地は潤ったと・・・雨雲にいいたい!

話は始まります。
あれはですね・・・僕が、ハイスコールステューデントの三年生だった頃ですがね・・・
春休みに、部活をサボり・・・自動車学校に通い、取得した中型自動二輪免許。それが取れたか、もう少しで取れるかなくらいの頃・・・中型バイクを買おうと思いたったのです。

自動車学校では、乗りやすい教習用のバイク。

でも僕は、決めていたんです・・・オフロードバイクに。

○当時、XーGAMEなどで、競技用モトクロスバイクでジャンプして空中で技を決めるといったクレージーな競技が流行っていた。ハードな音楽にハードなバイクアクションを盛り込んだビデオが出ていました。→これは、もうオフロードバイクしかないでしょ??

○高校二年の時に行ったオーストラリアでは、ワインディングロードを走る、僕たちの乗った車を、スズキの隼やハーレーのスポーツスターといったバイクがビュンビュン追い抜いていきました。
でも、僕には2台で並走し、路肩に寄せていたホンダの赤いオフロードバイクが印象に残っていました。決して速くは走れないけど・・・どこでもいけそうじゃないか・・・
→ホンダの赤いオフロードバイクがいい。

いざ買おうと思うと、パワーがあって、速くって・・・市販の250ccじゃ目立てないぞ!と思いました。

そこで、目をつけたのがコレ↓↓↓

↑まだ、とってあるボロボロになったバイク雑誌の1ページ。
XR400Rは、逆輸入車ということで、日本で作って→海外へ輸出→日本へ輸入?
競技用車にウインカーやミラーなどを装備し、日本の道路を走れるようにするようでした。

同じ形をしているので、オフロードバイクのくくりで見られがちですが・・・
○モトクロス
○エンデューロ
○デュアルパーパスとかトレール
様々な競技や用途に応じて、エンジンやら足回りやら細かな造りが違っているようです。普通に、乗るなら耐久性や快適性などが大事ですし、エンジンをマイルドな出力でいいと思います。

よし、XR400Rを買うぞ。電話、電話っと!


僕『もしもし、以前バイク雑誌の広告で、おたくでXR400Rが出てましたよね?』

某バイク店店長『はい、あれねー!でもね、今はないんですよ。さがすようなら探しますけど??』

僕『どうしようかな?いくらくらいになるのか?と、タンデムステップが付けられるか聞きたいんですけど。』

某バイク店店長『わかりました。調べて、電話しますよ。』

電話がバイク店から、折り返しかかってきました。

某バイク店店長『もしもし、大体ね○○万円位になると思いますがね。あと、タンデムステップを付けるのは、この手の専門店さんに聞いたら、邪道だって言ってましたよ。できないことはないだろうけど・・・オフ車はタンデムステップがついてるのを取っ払うくらいの人も多いみたいで。』

僕『タンデムステップはできるだけ欲しいのですが・・・あと、結構高いんですね。広告のはもっと安かったじゃないですか??』

某バイク店店長『あれは、売り出しだったんでね。・・・提案なんですけど、今ねー、スズキのオフロードバイクで、イイやつあるから店に見に来ない??』

僕『400で??でも、スズキじゃあなぁ・・・ヘルメットも赤いヘルメット買っちゃったんですけど。』

某バイク店店長『400ccで。パワーもあるし、タンデムステップもついているし。水冷ですから。お店に見においでよ。』


でお店に、行ったが最後。なんで竜馬ばっか、言ったのが西郷(笑)。

巧みな話術で、スズキDRZ400Sお買い上げー。ついでにウエアもどう??・・・それは結構です(笑)。

足つきが悪いうえに、店頭納車。信号止まる度、つま先しか着かず四苦八苦。

乗りなれてきても、ヘンなとこで止まるとコテッと立ちゴケしましたし。
フロントが軽々上がるし、スピードも出るし、ということで・・・。もう400ccで十分でした。むしろ、扱いきれないよ、400ccでも。(大型二輪免許をとる気にならないのは、400ccでも充分だと思っているからです。)

妥協したように見えて、良かった買い物でした。
XR400Rは70万円以上しただろうけど・・・DRZ400Sはコミコミで55万円でしたから・・・当時、バイト代で払うことを考えたら無茶せず良かったなと思います。

でも、今の乗っているバイクCTX200にひかれたのは、XR400Rへの未練だったのかもしれません。

こだわったタンデムステップも・・・青春だもの、もちろん使いましたよ。
『とっちゃん、バイトだもんで、今日送ってってや~。』って、友達に言われてね。
ただの“アシ”にされちゃったというオチ。
こんなことなら、タンデムステップは要らなかった・・・。
ちなみに、今のバイクには、もともと、タンデムステップはありません。
中型バイクを買って、女の子を乗せるという・・・“淡い期待”すら、懐かしいです。
『寒かぁないか?』
『うん。・・・大丈夫。』
・・・妄想が熱いので、オーバーヒートしないように雨で頭を冷した方がいいという僕でした。
『とっちゃん急いでや。バイト2時からだもんで。』・・・が現実でした。もちろん、友達の要求には応じず。法定速度+10キロが、僕の最高速度でした。

以上、くだらない話でした。
妄想DUST TO GLORY
【おわり】