16日の姿。作業開始からすぐの状態だが、かなり気合いを入れて作業をしている気配も見える。ほぼ1ヶ月ほど休んでいたので、集中して作業を進めているのだ。ただ、余り集中すればまた腕や肩が痛くなるので、ほどほどにしなければならない。
で、今日19日の姿だ。このぐらいまで行けば形も見えてくるし、翌日の作業予定も見えてくる。「明日はこの部分を彫っていこう」と予定を立てて、それを実行することで毎日の暇つぶしが出来るという具合。
そもそも、完成予定(あるいは素彫り完成予定)を12月頃と宣言したが、そこまで行かないうちに出来上がりしそうなな勢いなのだ。ただ、最初に思っていたような難しい部分、特にらせんの毛髪部分は、どうも大変めんどくさい作業らしい・・とは、実際に同じ面を作っている先輩の話。しかも、その先輩が作った「不動」が、金沢市で行われている新作能面展示会で入賞したらしい・・・と言う情報も入っており、これは負けてはいられないなどと無謀な思いが出てきた。
と言うこともあって、今のところは余り無理をせずに作業を続けるつもり。
ところで、能面教室の次の課題が決まった。予想通り「鼻瘤悪尉(はなこぶあくじょう)」だった。ただ、これまで数個作ってきた鼻瘤悪尉とはちょっと違う見本のために、それを見習って作ることになりそうだ。また、作業開始も今の不動がもう少し進んだら、そこから始めるつもりである。