わいはまいね 能面三昧

写真付きで趣味の能面製作を紹介するブログ

増女2 その1

2020年05月02日 | 能面

昨日もブログを更新していたが、今日も更新します。理由はすでに「別の課題を作成中」であり、これについての説明です。

今回の課題は「増女(ぞうおんな)」だ。実はこのお面は2個目であり、2013年5月に一個目を彫っていた。これまでは、同じお面を最低2個を彫ることにしており、それを実行してきたのだが、増女に限らず、女面は多く彫っていたことから、これがまだ一個しか彫っていなかった事をすっかり忘れていたらしい。もっとも、記録をきちんと見れば、「どのお面を何個彫っているのか」は一目瞭然である。それを怠っていた・・と言うことだろう。

能書きはこれぐらいにして、実行の過程をちょっと。参考にした写真は下の通り。

下は4月27日の結果。また作業開始も27日なので、一日でここまでだ。もちろん初めは四角い材料なのだが、丸鋸を使って一気に切り取れば、ここまで進むという証拠でもある。なお、今回の材料は先生から入手した「通常の材料」である。

下は28日。作業開始の翌日には、ここまで行くのだ。女面の大まかな形はすでに見えているから、前回の「増髪」と同様にノコ目を入れながら、女面の形に仕上げていく。なかなか作業が早いな・・・

下は4月30日であり、さすがに上の状態から2日ほどかかっている。この程度はしょうがないのだが、ここまで来ればかなりの完成度だろう。ま、60%程度かも。もちろん、一度は裏彫りも行っているから、重量も減っており、作業もしやすいところかな。

で、下は5月1日の結果。こうしてみれば表情はほとんど出来上がっている。鼻の形も鼻の穴も出来ているので、表情もずいぶんと判別しやすい段階に来ていることが分かる。なんと作業開始から4日目だ。

と言う具合に、性懲りもなく能面作成を進めているのだが、これも元気な証拠・・と、言い切るにはちょっと無理な今日この頃でもある。

実は、これは「腰痛」のおかげ。もちろん、今日も朝には日課でもあるウオーキングを行っているのだが、この運動では「腰全体」は動かしているけれど、能面彫り作業場でとっている態勢が「床に座った状態」なのだ。この状態を1~2時間のあいだ毎日実行しているので、どうしても腰の筋肉(高齢者なので筋肉と言えるかな)が固まってしまう傾向にある。

もっとも、途中で休憩を取り、腰を動かすなどの柔軟体操もどきをしているものの、そうやすやすとは回復しない気配もありそう。

と言う理由で、腰の周りに痛みが起き易くなっている態勢の影響もあって、「腰痛」はすでに何年も前から起きているところだ。もちろん過去にも整形外科の患者でもあったから、これはやむを得ないところである。十分気を付けているけど、さて、どうなるのかな・・・

 

 

 

 

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