katsuまるはだかぁ 芸術家への道

モザイクアート一直線のkatsuの日記

のりちゃん親子教室

2012-09-27 00:41:06 | モザイク教室
何だか急に涼しくなっちゃったね・・・アトリエの池の温度もちょっと前には、
28度とかあって、それがいつしか22度・・・そしてついにもう18度・・・・

いきなり厳しい状態なんだけれど、それが何とか無事なのね・・・今の所・・・。
ただこれが池の水の温度だけじゃないのが、外飼いの大変な所なのね・・・。

暖かい時は、草花も元気なんだけれど、当然秋に向かっているじゃない・・・すると、
草花も枯れたり、しおれたりするじゃない・・・それに伝わって池の水が外に流れ出す

なんて事も毎年あって、けれどそれが何処から抜けたんだか?判らない事が多くて、
きちんと止まるまで時間が掛かったりする事も・・・。現在そんな感じなのね・・・。

さてさてそんな中、お母さんから。それがまたまた拾いたくなるような話から・・・。
何だかちっとも進まない・・・らしいのね。

それが、理由としては楽々やろうと思ったのに、大きく立派な下地を作って貰ったから、
・・・・って言うのね。確かに理由の1つとしては、それもある・・・けれど・・・

ではアップ。


前回サ-クルで○で目やほっぺなど、狙って切るような大変なパ-ツで進まなかったのも
事実だけれど・・・。良く見れば判るのは、まず体験教室の時のように、拾ったパ-ツは

1つも無い。しかし本人は気楽な感じでやるつもりだった・・・・なのに・・・・
それは一番は何よりもサ-クルのみんな・・・・何しろあのサ-クルの成熟度は半端無い。

何しろキウイとタピオカがいて、初心者がアルルの母ちゃんにのりちゃんにお母さんの
3人なのだから・・・そんなモザイクに囲まれたら、知らず知らずに拾って入れるなんて

やるはずは無い。みんながみんな連鎖となっている。そして何よりもグレ-ドの良い
モザイクを常に見ていれば、意識する事無く、無意識の中で自然にやってしまう・・・

脳はあんな風に・・・と。良く良い物を見せる・・・なんて表現を子供の時に、
テレビの向こうの人達が言っていたが、実は美術館などにわざわざ行かなくても、

こうした身近にあるものなのね。しかも、子供のダンス教室のように特訓じゃないから、
泣きながら・・・とか、大汗かいて・・・って事は無い。

まっあるとしたら、心にシュ-ルに冷や汗・・・・そんな事はあるかも知れないけど・・
あはははは。それをベ-スと考えて、全部が狙って切ったパ-ツだらけ・・・となれば、

作品を見なくても、文字だけでグレ-ドが上がっているのが判る。
方や拾ってラッキ-が入った作品、方やすべてのパ-ツが狙って切った作品・・・・

では比較する。前者は何回楽をした?・・・後者は一回も妥協無かったら?
もう誰でも判るでしょ?つまりこの作品は遊びと言いつつ、本人の意識も薄い中、

きちんとした作品になってしまっているから、進まなくなってしまっているのね・・・
それが良い例で、帽子の濃い紐のような部分良く見て欲しい。ただ単にクラッシュで

良いはずなのに・・・正三角形の繰り返しなんてやっている・・・こんなきちんとやれば
サクサクなんて進むはずが無い。しかも帽子に影まで意識するようになった。

ぺきぺきで大きくクラッシュ・・・時には拾う・・・それをすべて自然に辞められた。
まさに俺のタバコみたいなもん・・・自覚らしきもの無しですんなり・・・

ただ俺の場合、それを金魚にした自覚はあるんだけれど、お母さんが今後息詰まる事無く
続けて貰うには、お気軽モザイクの作り方教室を開かなくちゃならないのね・・・。

理想はさくらのせがれのようなグレ-ドも良いけど、8時間で1作品完成みたいなね。
それが出来るようになれば、季節モノみたいなのを軽く楽しめるはず。

いずれにせよお母さんのこの作品、かなり今後の展開が面白い作品になる。
ただお母さんには言ったが、前作と違い、デフォルメした絵である事、オリジナルでは

無い事、そしてぺきぺきな事、すべてを総合すると、可愛い仕上がりになる。
何処まで行っても、最高な称号はそこに凄くが付いて、凄く可愛い・・・になる・・・

前作のように、同じ凄いが付いても、前作のような格式や気品のような評価は得る事が
難しい。ここをきちんと意識を持つ事なのね。

前作ののりちゃんと同様で、今回きちんと目的意識を持って取り組むペキペキモザイク
・・・・と銘打ってやれば、いかにぺきぺきタイルを切りこなす事が出来るのか?になり

色々な形にチャレンジする事。そうするといつしかぺきぺきのバリエ-ションが増える。
その腕を持ってして、1日でやり切るモザイクをした時に、それこそが腕のある遊びの

モザイクとなる・・・。でも、ちょっと遊びのモザイクもして貰いたいなぁ・・・とも
思うのね・・・ほら年度末が近くなると、ハロウィンもクリスマスもあるし・・・ね。

いずれにせよ、とても楽しみなのね。さてそれではのりちゃん。


今度はお母さんとは逆で、前作より1cmタイルやガラスタイル、そして今日の金色と、
素材のグレ-ドも上がっている。そして更にお母さんと同じように、初めての素材で

丁寧に色々な形にチャレンジしている。すると、完成は可愛いものを目指しているようだが、実は前作の作品とは違う着地になるはず。そうね、やはり格式や気品なんてものが

自然と加わって行くのね・・・素材が連れて行ってくれるから。ただ単に素材に頼ると
上手くはならない。常に問われるのは、どう切れるか?どう張れるか?なのね。

1つの例だが、では魚と例えよう。今釣れ立ての魚を刺身にして・・・と頼まれた。
そうね、じゃアジ。三枚におろせるかな・・・?出来るわよっ・・・ですよねぇ。

そう貴方は出来る人。えっ・・・今、驚いた貴方。そう、その貴方は無理ですよね。そう技術もいるし、慣れもいる。経験値の問題になるよね・・・

じゃ、その出来ないって言ったお母さん子供さん・・・

包丁持って、アジを叩いて、叩いて、叩きまくってこなごなにして・・・
はい、ネギかけてなめろうの完成。出来そうでしょ?これがクラッシュのモザイクなのね

つまり前者の包丁使いはテクニックがいる。それがモザイクでは、狙って切るのだから
○、△、ハ-ト・・・となる。つまりなめろうはランダムのクラッシュ。

意識するかしないか?出来る事は何で、出来ない事は何か?上手くなるって言うのは、
ある程度行くと、その判断力になる。

出来ない問題を解けるようにするのは勉強の基本だが、テストで点を取るって言うのは、
いかに出来ない問題かどうか?を一瞬で判断し、次に進むか?そして最後までたどり着き

パスした問題に取り組む、ある意味能率効率が主体となる。こんな事と同じようなもので
意地で出来ない事に突き進み、出来なくて心が折れそうにならないように・・・・

辛いと思ったら、逃げ場所を作って置く。これなら出来るってゾ-ン。
それを踏まえてのりちゃんのモザイク・・・・まだ1箇所しかクラッシュは使っていない

しかもそのクラッシュはガラスタイル。初めての素材ならそれも良し。
なるべくクラッシュと言う技法を温存出来れば、困った時のなめろう作戦も効果的なのね

メリハリにもなるしね・・・きっと完成すると、自分でもビックリする作品になるはず。
これも楽しみなのね。

ってそんな中、俺は・・・とんでもなく地味に・・・





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