まず夏のみんなで作るモザイク画にも通じる教訓にもなる厳しい話から・・・・
朝、成田のカルチャ-から電話が入った。もうこの時点で繋がっていたかぐやも、
俺と同じ事を脳裏に浮かんだ事だろう。かぐやには事前に言ってあった。
この話にも2つ結果を用意して置け。1つは初めてプロとしての宣伝してくれるカルチャ-での効果がある場合と、全く無い場合・・・・・・
何度も言っているように俺は常に危険回避が能力。日高氏はイケイケどんどん。
だからこの場合もすでに数だけ下地も作ってあるし、依頼が来れば来ただけで当日、
到着さえすれば何とかなるようにはしてある。
では覚悟するのは悪い方・・・応募人数に満たない状況の連絡かもと言う事。
だからそう言ってある以上、かぐやの答えも聞かずとも判る。
先方は申し訳ありません・・・と言って来た。別に問題無いでしょう・・・と切り返す。
こう言う事は俺には良くある事ですから。
すると夏の親子教室はポツポツ来ているですが・・・と言う・・・
それも予定通り。夏は大義名分、自由研究なんて感じで応募者は意外と多い。
だから相手を気遣う事の方が多い。他で使える所がありますし構わないですよ。
こんな事を言わなければならなかったりする。
何人でも行きますよ。それが仕事ですから・・・と言って切った。
かぐやとこの件について話をした。何故こうなったか?お前の考えられる事を言って見ろ
と・・・すると日程などの事を言う・・・違うな・・・もっと考えろ。
では俺の考え。まずはサンプルとしてのグレ-ド。体験者に合わせたサンプル作りをした
時間が2時間と言う事で取り付ける事を多用した事。
このサンプルを始めて見たかぐやはこれ何ですか・・・と気に入らないと言ったはず・・・そして是正し、下地はグレ-ドは良くなったものの・・・・
次、講師の俺が店舗に提出した作品。ズマルトってガラスを多用してあり賞も貰ったものの、内容は女性の裸・・・更に広告に載せた写真は店長が気に入ってくれた、これも
あのひまわりの女性の裸・・・・偶然にもこりゃきついわなっ。
男の作家が女性の裸・・・これらはすべてカルチャ-教室向きでは無い。
こんな事をありとあらゆる方向から今後の是正対象とし、デ-タとする。
折角の失敗のサンプルなのだから。
折角・・・これはいつも通り。何でも物事、折角とつければ日本語としては変だが、
明らかに前向きになる。折角雨だから・・・、折角具合悪いんだから・・・
活路は見える。その時にしか出来ない事をすれば良いだけ。
そんな話の中で、かぐやにお前の幼稚園の時の事を思い出してみ・・・って話を始めた。
かぐやの幼稚園の話は、卒対のメンバ-の1人が俺を教室に呼んでくれた事から始まる・・・
そこで卒業の記念品を作って欲しいって話になり、会長のかぐやの耳に入った。
みんなが集まる幼稚園で卒対メンバ-と話をして後日、体験教室を開く・・・
すると、園に働き掛けをしてくれて、園から援助して頂ける事になり壁画に移行した。
この話とカルチャ-を比べて見ると、宣伝よりクチコミの方が俺には有利な展開になる。
更に話を進めると、最初の3日間、手伝うと言っていた卒対メンバ-は1人も来なかった。
しかし1人手伝い出すと、あっと言う間に全員集まるどころか、俺にも許可無く、
勝手にお誘いあわせして張ってしまう始末・・・そして更に園児に張らせる終盤を向かえる頃になってインフルエンザ・・・・結局、値段は同じで花壇まで広げ、
場所を延長した事でみんなが出来た・・・こんな話・・・
じゃあ当代島ではどうなるのだろうか・・・・?勿論いつも通り広報には載る。
つまり宣伝はある。実績として名も少しながら知られて来た。
一見状況は良さげだが、みんなで1つの作品を作る・・・・個人的に持ち帰れない。
今までの実績は生かされないと考えるのが普通だろう・・・
つまり今回のカルチャ-にもなり兼ねない。いかにクチコミでご理解願うか・・・?
これが相当影響するはず・・・主旨説明をしてもらえるから・・・
権利はもらえた。しかし人が集まらなければこうして開催されないかも知れない・・・
やりたい・・・そう思った人にも良い教訓にもなった・・・と思う。
次に、仮に開催されても大きさが決まっている以上、応募された人数から判断して
1人あたりの担当の大きさを決める・・・・
しかしこれだけの企画では規定を下回る応募になる恐れもあるし、消極的な規模にも
なり兼ねない・・・そこでかぐやの幼稚園の話に戻る・・・
どんどんとやる人が増えた理由・・・ここでかぐやが気が付いた。
部屋じゃなく、設置場所でやれませんか?見事だった。その通りだ。
人を巻き込む・・・それには、館内の歩いている人に見られる場所・・・
この公民館には喫茶がある。その前の休憩場所で教室を開くのだ。
かぐやにしちゃ良いアイデアだ。メイキングを通行人にも見てもらえる・・・・
提案は徹底的に出す。それを提出し出来る事の最高な環境を作る。講師とは腕も当たり前
だが、環境作り。
育児のお母さんに保育の確保。働くお母さんに休みでも出来たり、夜の時間でも出来る
ようにしたり、親子で出来る日があったり、未就学児でもお母さん同伴なら出来たり、
勿論当日参加についても。これらについては殴り書きだが提出はしてある。
そんな話をしている最中、以前ここで体験したけんちゃん教室の予約の電話が入った。
今月またいらっしゃるとの事。
その後作品のフックを買いに行ったり、今回の文化祭の寄付、アンケ-トのプレゼント分のタイル購入の支払いをするのに郵便局へ行ったり、そんなこんなで打ち合わせの時間。
いつものように30分前に到着した。内容は別にあまり関係無い。
つまり部屋を競合しているサ-クルの問題なのでうちのサ-クルには当てはまらない。
時間が経てば終わるだけ。終わってから館長さんに呼ばれた・・・・
やっぱり来たか・・・・先日の殴り書きの内容は公民館にはハ-ドルの高い事ばかり。
すると話はそっちか・・・って話だった。
昨日から寄付のバナ-をかぐやがつけてくれたのだが、良く見れば全く問題無いのだが
うっかりすると公民館が寄付を集めている・・・と誤解されてしまうと・・・
主旨は今まで通りで構わないけれど・・・そんな話。
すぐにかぐやに訂正してもらい、あくまでこの事業の材料代を俺が集めている・・・
を強調してくれと頼んだ。
何せ俺の口座では収入とされては困るし、公民館には迷惑になってしまっては本末転倒。
あくまでタイル購入の代金の寄付なのだから・・・
集まったお金のすべてティ-ア-トさんのペキペキタイル等のタイルを購入し寄付する。
たったこれだけの事でも色々とやらなきゃならない事がある・・・・
そんな中、さっきの喫茶の前での教室の件もお話すると、却下にはならなかった。
文化祭後、随時打ち合わせと言う話になった。
それまでに企画書、要望、提案・・・などを考えて来て欲しいと言われた。
御参加なされる方へ。これからそう言った事をまとめて行く予定です。
ご要望があれば何なりと・・・館長さんにお伝え出来る事はどんどん提出するつもりです
そんな中、アトリエで小物を作っていると、角嶋の親父が人を連れて来た。
どうやら大工さんらしいが・・・・入って来るなりおぉぉぉ凄いって言ってくれた。
すると親父が見せてやってくれ・・・と言うと今度はその大工さんがポケットから
携帯を取り出すと・・・・あれ?ねつけ・・・かな?
ねつけとは、今で言うと携帯などのストラップみたいなもの。
昔の人のお洒落小物。よくよく見ると、くりの形に木が彫ってある。そこに穴を空けて
あってストラップになっている。
凄い・・・良いなぁ・・・俺は先日のアクリル作家のAkiを見た時や、日本ホビ-協会に
推薦した、紙飛行機のおじさんの時のように身震いした。
旦那さん、凄いってね。すると仕事を終えると30年ずっと作っているらしい。
更に凄い。俺には日光東照宮のじんごろうさんに見えた。
旦那さんは大工さんじゃない。芸術家や工芸師ですよ・・・そう言って俺もまだ8年目
だけれど、そうなる為にタイル屋辞めちゃいました・・・と言うと、
勇気あるなっ・・・って言われたものの、まっ成り行きです。と答えた。
しばらく話をして、また見せてって言われた。握手されて・・・・
旦那さん、待ってますと返した。あんな凄いもの見せられると作り手の闘争心を揺さぶられる。負けたく無い・・・あの姿勢に・・・
30年。一言で片付けられる話じゃない。見習うべき職人魂。
酒呑んで過ごす人たちはいっぱいいる。けれどこの人は作り手として、本当にこよなく
木を愛している・・・・
俺も負けないくらい、他人に言われるくらいタイル好きになれると良いな・・そう思う。
朝、成田のカルチャ-から電話が入った。もうこの時点で繋がっていたかぐやも、
俺と同じ事を脳裏に浮かんだ事だろう。かぐやには事前に言ってあった。
この話にも2つ結果を用意して置け。1つは初めてプロとしての宣伝してくれるカルチャ-での効果がある場合と、全く無い場合・・・・・・
何度も言っているように俺は常に危険回避が能力。日高氏はイケイケどんどん。
だからこの場合もすでに数だけ下地も作ってあるし、依頼が来れば来ただけで当日、
到着さえすれば何とかなるようにはしてある。
では覚悟するのは悪い方・・・応募人数に満たない状況の連絡かもと言う事。
だからそう言ってある以上、かぐやの答えも聞かずとも判る。
先方は申し訳ありません・・・と言って来た。別に問題無いでしょう・・・と切り返す。
こう言う事は俺には良くある事ですから。
すると夏の親子教室はポツポツ来ているですが・・・と言う・・・
それも予定通り。夏は大義名分、自由研究なんて感じで応募者は意外と多い。
だから相手を気遣う事の方が多い。他で使える所がありますし構わないですよ。
こんな事を言わなければならなかったりする。
何人でも行きますよ。それが仕事ですから・・・と言って切った。
かぐやとこの件について話をした。何故こうなったか?お前の考えられる事を言って見ろ
と・・・すると日程などの事を言う・・・違うな・・・もっと考えろ。
では俺の考え。まずはサンプルとしてのグレ-ド。体験者に合わせたサンプル作りをした
時間が2時間と言う事で取り付ける事を多用した事。
このサンプルを始めて見たかぐやはこれ何ですか・・・と気に入らないと言ったはず・・・そして是正し、下地はグレ-ドは良くなったものの・・・・
次、講師の俺が店舗に提出した作品。ズマルトってガラスを多用してあり賞も貰ったものの、内容は女性の裸・・・更に広告に載せた写真は店長が気に入ってくれた、これも
あのひまわりの女性の裸・・・・偶然にもこりゃきついわなっ。
男の作家が女性の裸・・・これらはすべてカルチャ-教室向きでは無い。
こんな事をありとあらゆる方向から今後の是正対象とし、デ-タとする。
折角の失敗のサンプルなのだから。
折角・・・これはいつも通り。何でも物事、折角とつければ日本語としては変だが、
明らかに前向きになる。折角雨だから・・・、折角具合悪いんだから・・・
活路は見える。その時にしか出来ない事をすれば良いだけ。
そんな話の中で、かぐやにお前の幼稚園の時の事を思い出してみ・・・って話を始めた。
かぐやの幼稚園の話は、卒対のメンバ-の1人が俺を教室に呼んでくれた事から始まる・・・
そこで卒業の記念品を作って欲しいって話になり、会長のかぐやの耳に入った。
みんなが集まる幼稚園で卒対メンバ-と話をして後日、体験教室を開く・・・
すると、園に働き掛けをしてくれて、園から援助して頂ける事になり壁画に移行した。
この話とカルチャ-を比べて見ると、宣伝よりクチコミの方が俺には有利な展開になる。
更に話を進めると、最初の3日間、手伝うと言っていた卒対メンバ-は1人も来なかった。
しかし1人手伝い出すと、あっと言う間に全員集まるどころか、俺にも許可無く、
勝手にお誘いあわせして張ってしまう始末・・・そして更に園児に張らせる終盤を向かえる頃になってインフルエンザ・・・・結局、値段は同じで花壇まで広げ、
場所を延長した事でみんなが出来た・・・こんな話・・・
じゃあ当代島ではどうなるのだろうか・・・・?勿論いつも通り広報には載る。
つまり宣伝はある。実績として名も少しながら知られて来た。
一見状況は良さげだが、みんなで1つの作品を作る・・・・個人的に持ち帰れない。
今までの実績は生かされないと考えるのが普通だろう・・・
つまり今回のカルチャ-にもなり兼ねない。いかにクチコミでご理解願うか・・・?
これが相当影響するはず・・・主旨説明をしてもらえるから・・・
権利はもらえた。しかし人が集まらなければこうして開催されないかも知れない・・・
やりたい・・・そう思った人にも良い教訓にもなった・・・と思う。
次に、仮に開催されても大きさが決まっている以上、応募された人数から判断して
1人あたりの担当の大きさを決める・・・・
しかしこれだけの企画では規定を下回る応募になる恐れもあるし、消極的な規模にも
なり兼ねない・・・そこでかぐやの幼稚園の話に戻る・・・
どんどんとやる人が増えた理由・・・ここでかぐやが気が付いた。
部屋じゃなく、設置場所でやれませんか?見事だった。その通りだ。
人を巻き込む・・・それには、館内の歩いている人に見られる場所・・・
この公民館には喫茶がある。その前の休憩場所で教室を開くのだ。
かぐやにしちゃ良いアイデアだ。メイキングを通行人にも見てもらえる・・・・
提案は徹底的に出す。それを提出し出来る事の最高な環境を作る。講師とは腕も当たり前
だが、環境作り。
育児のお母さんに保育の確保。働くお母さんに休みでも出来たり、夜の時間でも出来る
ようにしたり、親子で出来る日があったり、未就学児でもお母さん同伴なら出来たり、
勿論当日参加についても。これらについては殴り書きだが提出はしてある。
そんな話をしている最中、以前ここで体験したけんちゃん教室の予約の電話が入った。
今月またいらっしゃるとの事。
その後作品のフックを買いに行ったり、今回の文化祭の寄付、アンケ-トのプレゼント分のタイル購入の支払いをするのに郵便局へ行ったり、そんなこんなで打ち合わせの時間。
いつものように30分前に到着した。内容は別にあまり関係無い。
つまり部屋を競合しているサ-クルの問題なのでうちのサ-クルには当てはまらない。
時間が経てば終わるだけ。終わってから館長さんに呼ばれた・・・・
やっぱり来たか・・・・先日の殴り書きの内容は公民館にはハ-ドルの高い事ばかり。
すると話はそっちか・・・って話だった。
昨日から寄付のバナ-をかぐやがつけてくれたのだが、良く見れば全く問題無いのだが
うっかりすると公民館が寄付を集めている・・・と誤解されてしまうと・・・
主旨は今まで通りで構わないけれど・・・そんな話。
すぐにかぐやに訂正してもらい、あくまでこの事業の材料代を俺が集めている・・・
を強調してくれと頼んだ。
何せ俺の口座では収入とされては困るし、公民館には迷惑になってしまっては本末転倒。
あくまでタイル購入の代金の寄付なのだから・・・
集まったお金のすべてティ-ア-トさんのペキペキタイル等のタイルを購入し寄付する。
たったこれだけの事でも色々とやらなきゃならない事がある・・・・
そんな中、さっきの喫茶の前での教室の件もお話すると、却下にはならなかった。
文化祭後、随時打ち合わせと言う話になった。
それまでに企画書、要望、提案・・・などを考えて来て欲しいと言われた。
御参加なされる方へ。これからそう言った事をまとめて行く予定です。
ご要望があれば何なりと・・・館長さんにお伝え出来る事はどんどん提出するつもりです
そんな中、アトリエで小物を作っていると、角嶋の親父が人を連れて来た。
どうやら大工さんらしいが・・・・入って来るなりおぉぉぉ凄いって言ってくれた。
すると親父が見せてやってくれ・・・と言うと今度はその大工さんがポケットから
携帯を取り出すと・・・・あれ?ねつけ・・・かな?
ねつけとは、今で言うと携帯などのストラップみたいなもの。
昔の人のお洒落小物。よくよく見ると、くりの形に木が彫ってある。そこに穴を空けて
あってストラップになっている。
凄い・・・良いなぁ・・・俺は先日のアクリル作家のAkiを見た時や、日本ホビ-協会に
推薦した、紙飛行機のおじさんの時のように身震いした。
旦那さん、凄いってね。すると仕事を終えると30年ずっと作っているらしい。
更に凄い。俺には日光東照宮のじんごろうさんに見えた。
旦那さんは大工さんじゃない。芸術家や工芸師ですよ・・・そう言って俺もまだ8年目
だけれど、そうなる為にタイル屋辞めちゃいました・・・と言うと、
勇気あるなっ・・・って言われたものの、まっ成り行きです。と答えた。
しばらく話をして、また見せてって言われた。握手されて・・・・
旦那さん、待ってますと返した。あんな凄いもの見せられると作り手の闘争心を揺さぶられる。負けたく無い・・・あの姿勢に・・・
30年。一言で片付けられる話じゃない。見習うべき職人魂。
酒呑んで過ごす人たちはいっぱいいる。けれどこの人は作り手として、本当にこよなく
木を愛している・・・・
俺も負けないくらい、他人に言われるくらいタイル好きになれると良いな・・そう思う。