カシメルマンはBARにおるんちゃうか

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「SFサンダーセブンもどき《イチ》」

2024年04月15日 | 製作日記 SFサンダーセブンもどき
スマンが思いっきりオッサンネタいかしてもらう。(^^A
幼少期からお世話になっているプラモメーカー、「アオシマ」。
大昔はオリジナルSFプラモ、スーパーカーブーム時代は1/20スケールの
スーパーカー、最近ではコナンの「ギガント」と、ずっと馴染みのある会社です。
この所もタマに昔のオリジナルSF系プラモのデザインに改めて感心することがあり、
昔を思い出しながらプレミヤ価格になったものを買ったりしますが
この中でも欲しいものの、もはやなかなか入手し辛いものに
アオシマの「SFサンダーセブン」があります。自分は買った記憶はナシ。
でもあの、曲面が美しいレーシングカーとジェット戦闘機が合体したような
なんとも言えないデザインを今さらカッコイイと思うようになり、
しかしながらもはや入手困難。中古屋でも見つからないし、
もし見つかったとしても多分購入し難い価格になってるのではないかと…。

そこでまたプラ板やジャンクパーツを組み合わせて自作する事を考え始めました(笑)
何千円とか何万円出すくらいなら、労力無視するなら材料費1000円以下くらいで
似たような物体が出来るのじゃないか?  …と思ったのです。

↓インターネットの検索で所持している人がアップした画像を参考に形を割り出し、
どうせ自作するなら更にカッコ良くアレンジをかけて作ってやろうと…。
だから「SFサンダーセブン」ではなく「SFサンダーセブンもどき」である。
        …昔「マグマ大使」に“人間もどき”って出てきたよな(w ん?知らん?

↓運よくメインパーツのほぼ真上から映った写真を発見したので
全長×全幅の比率が割り出せた。カーブは雲形定規を使い、
2.0mm厚のプラボードに描き込む。

↓…平面形はこんな感じ。
サイズは多分、実物のサンダーセブンと同じか少し小さいくらいかなと。

↓同じシルエットでプラボード4枚切り出す。
この辺りがちょっと力仕事で手が攣りそうになって辛い。

↓重ねて接着する前に、一番底になる板から順番に、
写真にあるような形の穴を開ける。

↓重ねると開けた穴はこんな具合の凹みになる。
これ、なんだと思います? サンダーセブンはSF設定的にはジェットエンジンを
搭載してるみたいなんだけど、自分はむしろこのキットのギミックに目をつけた。
このプラモ、ゴム動力で回転させた軸を使って後輪とプロペラ(スクリュー)を
同時に回すしくみになってる。つまりこのオモチャは水陸両用で遊べるもの。
それにちょっと感動したのでソコをオマージュした形にしてやろうと…。
これは水陸両用車の水の取り込み口を真似た穴である。
勿論本作品はそんなギミックを付けるつもりはなくあくまで形だけなんだけどな。

↓重ねたモノを上から見たところ。
この真ん中の出っ張りはさっきの穴が上まで貫通したのであてがったもの。
スクリューみたいな形をあの穴に仕込もうとスペースを確保したら貫通してしまった。
更にルーターを使ってフロントのスラントノーズの勾配を削り、横腹下の丸みをつけたりする。

↓次にタイヤハウス、というかフェンダーの出っ張りを大まかにプラボードで作る。
この後に削り出しとパテ盛りの組み合わせで成形していく予定。


コメント
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