カシメルマンはBARにおるんちゃうか

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「BRDM-2《П'ятнадцять (ピヤトナイツェチ)⑮》」

2022年07月16日 | 製作日記 BRDM-2装甲車
コロナ新規患者がまた増えている。第7波だ。
しかし明日は祇園祭をやるらしいね。
大丈夫かなー、天神祭り以上に人が密集するのに…。

↓残りのパーツを付けちゃいますね。
これはバックミラー。ミラー部分にはミラーシートを貼ってそれっぽく(矢印部)。

↓ちょっと写真で見難いけど、機関砲照準器のワイパーはエッチングパーツ(矢印)。
これがまたむっちゃちっこい。全長3mmくらい。
エッチングの板から切り離した時点でくしゃみとかしたら絶対紛失する。

↓同じくちっこいのがこのスクリュー孔の蓋の押さえ金具(矢印2ヶ所)。
流石に薄いのでリアルなんだけどな。

↓矢印のパーツは予め組んであったけど折れ易いから接着を保留してた
旗のポールの受け金具。接着代が少なく触ったらすぐ取れるな。

↓で、まだアンテナが残ってたのですわ。
このまま使ってもいいんだけど、もっと長い状態の資料写真を発見。
先ずこの矢印の所から先は切り飛ばす。

↓0.3mm径の真鍮線でこんな形に。
さっきのパーツは矢印部で、やや力をかけて曲げてあるのがミソ。
左の直線のはこのアンテナを湾曲させた状態で固定する棒。

↓着けるとこんな具合になる。戦車でもよくこんなアンテナあるよな。

↓かくして「BRDM-2装甲車」完成。永らくお付き合いお疲れ様でした。
ネームプレートは手前側面に付けた。PC出力の紙の上からアクリルプレートを
ピン留めだ。1/1000の「ドメラーズⅢ世」でやったのと同じ。





↓えー、天井の蓋を外して裏返すとこんな。
左の方、沢山のペリスコープは根元(覗く所)が車体側に残る形だ。

↓内装も一通りどこから見ても殺風景さはない。





↓百均のプラケースに丁度収まることを狙った。埃除け対策も万全。



このキット、組み始めの方で“パーツの取り付け穴を自分で開けろ”という
指示があったと記したけど、実は“この穴は使わないから埋めろ”って指示もあったのだ。
キットにバリエーションが複数あるからこんな事になってるんだよな。
で、いくつかは穴も埋めたけど、埋めるの面倒臭くなって本来このキットでは
使わない設定のパーツを無理やり付けたりもした。
だから設定がややゴッタ(混ぜこぜ)になってる。
内装に無線機とかの機材自作した時点でもうゴチャゴチャだったんだけど(^0^;。

タイヤを切った状態なのでヴィネットが自然な感じになったかと。
…ところで、さっき祇園際のハナシが出たけど、これに使う山鉾は曲がり角を通過するのに
もの凄い苦労しながら方向転換する。“辻回し”というやつだ。
竹を車輪の下に敷いて、水をかけながら力尽くで滑らせて回転させる。…何年か前に見てて
「山鉾にステアリング付けたら早く曲がれるよな」と思ったことがある。
でもこの祭りに際しては必死こいて方向転換するのが迫力で見所なんだそうだ。
4WS機構で車輪を曲げてコーナリングしたら、ワビもサビもなくなっちゃうんだろうね(笑)。
岸和田のだんじり祭りとは性格が違うのだ。
でもその曲げる機構を大勢で操作するとか、それはそれでカッチョイーかもしれないぞ。

      《閑話休題》
水陸両用、さらに泥濘でスタックしないよう補助輪が付いていたりと盛り沢山な車である。
BRDM-1、BRDM-2、初期型から後期型までいろんな仕様が沢山作られたようだ。
ロシアのメカものは丈夫で安くて使い勝手もいいっていうイメージがある。
払い下げの車体を民間用に改造して、キャンピングカーみたいになってる動画も見た。
それどころか客を乗せるタクシーになってたりとか。乗り心地は悪そうだけど。
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