前回まで情景ストラクチャーを進めたところ、港に停泊させる船舶を
どうしても作りたくなったので(笑)こういう品を用意しました。
「日本郵船 氷川丸」! …戦前から日本と世界各地を結ぶ豪華客船として
数々のVIPから親しまれた日本郵船の船舶郡。
しかし大戦さなかその殆どが軍用転化されてしまって沈没に至ってしまいます。
生き残った一握りの一隻が現在横浜港に係留中の氷川丸です。
歴史的にも濃いアイテムで自分も昔WLの戦艦や空母を作る中、
「もしかしてコレが一番よく出来てんじゃないの?」と思うも結局今日まで
作らず終いだったキットなんであります。遂に初組み。
↓ざっと主要部品を仮組してみる。うお!やっぱ古いわりによく出来てるわ。
甲板上の突起物が多すぎて塗りワケるの面倒くさそう!
↓一応、実船の写真等を見ながらイメージの乖離している部分を捜す。
自分としてはこのブリッジ前の窓の多い面に注目。
↓実物に比べ窓の凹のみで凸が殆ど無いんだ。
↓まず二箇所を抜く。ここはチルト式の窓があり、他の窓より開放感がある。
雰囲気的に抜けてる方が似てる感じだ。その際裏側をルーターで削り込んで
窓縁の部品の厚みを目立たなくしておく。
↓抜いた部分は片側窓2個なので間にプラ板で柱を作る。
あと、沢山並んだ窓のすぐ下に左右にブチ通った棚のような出っ張りがあるので
同じく再現。屋上付近のヒサシ風の形とかも…。
↓うーん、スケールにしては窓下の凸は少々太いけど、これでかなり実物の
ルックスに近くなったぞ(^0^)。
↓煙突。煙の噴出すパイプは孔が無かったのでピンバイスで開けて、
煙突外周の壁を薄く削るとやや精密感が上がるかと。
↓再び仮組。‥おお、氷川丸。
本当は横浜に実物見に行きたいけどなあ。
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