カシメルマンはBARにおるんちゃうか

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「HGダンバイン《Ⅳ》」

2023年12月16日 | 製作日記 HGダンバイン
↓脚部を組み付けた。
番組放映当時の、まるで昔のソフビ人形のような、
不恰好だったキットに比べ格段にいいプロポーションだと判る。

↓関節の自由度も上っているとは思うものの、
流石にこのくらいが曲げの限度だ。ボトムズで云う“降着”というか
ひざまずいた状態にしたいと考えてるのでもう少しなんとかならないかなー。

↓外骨格の干渉を考えて内部の関節ユニットを膝の上下2箇所で
折れ曲がるようにしてあるのは流石バンダイ。ガンプラで培った技術なのな。
まそれでもこれくらい曲げると干渉。これ以上曲げるには外骨格を削るより無ささそうだ。
…写真矢印部の処理も苦しいなあ。合いが悪く調整要。
設定ではここはフクラハギから4本のリブ状になった凸が出てるだけなんだけど。

↓白矢印部にペンで削り取る形を描いた。
黄矢印部は削り処理後。結構な量削ったよ。

↓お。だいぶんよくなったぞ。
しかしこの場合、左脚の膝の下に何かを突っ込んでやらないとこける。
…そうだよな、ガンダムでもそうだったけど、フトモモの長さよりムコウズネ部の
長さが圧倒的に長いから、片膝付いたポーズがそもそも無理なんである。
まァ、ソコはディスプレイ台の方でフォローすればいいんだけど。

↓一個、しょうもない拘りだけど、この膝の皿部分の形が
いやにカクカクしてるので設定画のイメージで丸く削った。

↓でから、降着時は顔をもっと下に向けたい。
キットのままでは前写真みたいな角度が限界なので
首を支えるピンを一旦切断し、真鍮線を仕込んで曲げてみた(左写真)。
結果更に15度くらい下を向いた(右写真)。…これくらいでいいかぁ。

↓ちょっと全部仮組み。
かなりイメージに近付いたぞ。

↓…でも見てるとコレが気になってきた。
後頭部が異様に高くなったせいで首のゴムパーツの端面が見え、仕込んだ真鍮線も見える。

↓ダンバインは関節部に繊維状のコードのような束が見えてる設定なので
延ばしランナーでそんな風に繕えばよろし。 …サーバインみたいな感じになるけどな。

↓狙いは大体こんなポーズである。
こんなに脚を曲げるとホントは“膝の皿”部分は少し上に移動するのが正しいけど、
このキットは皿が下のパーツに一体なのでどうしてもこうなる。
固定ポーズで思い切るならどうとでも出来ると思うけど、他のポーズも
出来るようにしたいわで、 …一応このままにしておくかぁ。


コメント
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