カシメルマンはBARにおるんちゃうか

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(小さい写真はクリックで拡大)

「心友模型展示会(ココトモ大阪2023)」参加レポート

2023年11月15日 | イベントなど
11月11日(土)~12日(日)大阪私立浪速区民センターにて

千日前線 桜川駅なんて、長年大阪に住んでいて初めて降りる駅だったので
曇りの日は南北を間違えて歩いてしまうくらいだったのですが(笑)
その世界では著名なモデラー諸氏が集う会に参加させてもらう機会
だった事もありそれはそれは有意義な2日間でした。
過去模型雑誌で紹介された作品が多数展示されていることもあり、
参加者、観覧者の数で会場は狭いくらいになり、人いきれを感じる程。
凄い作品のオンパレードに写真もかなり沢山撮らせてもらいましたが
スイマセン、何時もの一回枠程度の枚数に絞って紹介させてもらいますネ。
(記事が縦に長くなるので縮小写真で載せますね、クリックすると拡大します)
↑先ずは“CHAR”氏製作の「アイアンギアー」。
ハセガワの1/500キットを改造してあのウォーカーマシンに変形する
シーンを再現。誰もがいちばん再現したいシーンだと思います。
↑“竹下やすひろ”氏の「きりしま」。
外壁の微細モールドの作りこみと艦番、艦名称を照らす照明がいい感じ。
これ1/1000のヤツですからね。
他に「ポルメリア級航宙母艦」や「ガイデロール級戦艦」を展示されていました。
↑“ROKUGEN”氏の「マンダロリアン」に登場のスターファイター。
既存のキットの改造らしい(多分EP.1のナブーN-1スターファイター)ですが
内部構造の造り込みが凄い。黄色の塗装の剥げ残りも絶妙。
横には「レイザークレスト」のフルスクラッチ作品が置かれていました。
↑電飾方法のマニュアルを出版されている“どろぼうひげ”氏の
「スターデストロイヤー」の半身、というか内部図解のような作品。
…流石凄まじい物体です。ずっと眺めていられますね。
前の方の下にあるドッキングベイにはブロケードランナーも
捕獲されていて、そのサイドには多数のタイファイターが駐機されていました。
↑“フクイ”氏の「アルバトロス」。カッチョイー。
オオタキの「ドルニエDo-X飛行艇」をベースに改造したそうです。
実はそのキット、自分も所有してますが胴体の形等、全く違っているので
8割方スクラッチによるものです。翼の上のエンジンを見ると
「サボイアS21F」からの流用部品も混じっているようです。
プロペラはモーターにより回転。
↑“EFINK”氏の卓に並んだ銃の数々。
「銀河鉄道999」の“戦士の銃”のバリエーション。
手前に置かれた銀河鉄道のパスがいい雰囲気です。
それぞれ表面がいい感じの仕上げになってます。
特にはこの真ん中辺りの“レミントン ネービー”の
エングレーブは細いサインペンのようなもので細かく描き込まれていました。
↑同じく“EFINK”氏のスクラッチによる「スターデストロイヤー」。
スチレンペーパーで出来ているそうですがかなり巨大です。
フォルムが正確でいい形だなと思いました。塗装はしてなくて未完成の模様。
実際は全体あるそうなですが大きすぎて置けなかったようです。
↑“腹ペコ”氏の「マクロス艦橋内で歌うミンメイ」。
後の艦橋構造物が圧巻。
↑“ニャンチュー”氏の怪獣プラモ群。
…多分コレ、どれも恐ろしいプレミア価格払わないと
入手出来ないモノばかりではないかと…。
奥の「バクラー」とかいいですね!
「ジャンボマックス」も。ゼンマイで歩く際にこけないよう、
足の内側にツノがあるんです、懐かしい。
↑“北村”氏の「たれが自慢です!!」。
ありましたね、餃子のプラモデルとか。
餃子の焦げ具合も絶妙ですが、題名にあるように左のタレが
スゲー美味そうなんですわ。ちょっと辛そうで…ビール欲しい。
↑“オガケンサンバ”氏の「ブレーンコンドル」。
グレートマジンガーのアタマに合体するヤツです。
旧キットを少しディテールアップして綺麗に塗っただけらしいんですが
昔のキットらしからぬカッコよさがありまして。
そういえば当時、このキットを完成させた友達も見たことなかったのな。
↑“たつまる”氏の「ヘッジホッグ」。
「MADMAX 怒りのデスロード」に登場する、乗る度に怪我しそうな車です。
トゲトゲのプラ板を植えるのが大変そうです。
尚、たつまる氏はこの展示会の主催の方です。「お世話になりました!」
↑こちら“6jiro”氏の「エンタープライズ」。
1/200かな、かなり巨大なモデルです。
最近はアズテックパターンがデカールで再現できるキットがある、
という予備知識から「これはデカールですか」と訊くと「塗装です」と。
うひょー、凄いマスキングシークエンスです!
光にかざして反射させるとパネル毎に反射率が違ってて
映画そのままに見えます。自分も昔「D型エンプラ」を
マスキングで頑張りましたがあまりにマスキングテープの消費が
激しく実際より大雑把なパターンしか再現出来なかったのを思い出しました。
↑同じく“6jiro”氏の「VF-1S バルキリー」。
右下にあるコックピットのインパネに連動して機体各部が動きます。
インパネ中央のモニターにはリアルな映像が…。
早瀬さんからの戦闘指示なんかが入ったりしてました。
パイロットになった気分になれる展示。
↑これも“6jiro”氏の「イデオン」。
ボタンを押すと左下のイデオンゲージが光り、
イデオンソードの根元から光が伸び、最後は全体が輝くという
電飾が楽しめます。しかもBGM付き。

…ひやァ、流石凝った作品ばかりで目が回りそうでした。
↑ …え?ああ因みに自分が持参した作品群はこんな感じです。(^^A
古株の参加者の方々だけでなく、外部から観に来られたギャラリーの人も
一作一作真剣に鑑賞される方が多く、どうやって処理したかという
質問もかなりあり嬉しかったですね。濃いイベントで参加してよかったと思います。

参加されてたモデラーの皆さん、観に来てくれた方々共お疲れ様です。
そして貴重なイベントに誘ってくださった“ちょうぎ”氏にも
一言お礼申し上げます。
コメント
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