劇場版「クラッシャージョウ」に登場の宇宙戦闘機、“ファイター1”です。
最近ハセガワからいいキットが発売されましたが、これは当時モノであります。
しかもニットーのヤツ。 …だからちっこいです、1/144。
当時は100円で売ってたんだけど何年か前に中古屋で見つけ、
たしか500円で買いました。
手直しする部分があるキットの方が好きな自分にはこの方が楽しいのです。
↓メインパーツの上下を重ねて形をチェック。
…うーんと、先ず受ける印象は後ろの平たい部分に対して機首が小さい。
コックピット周りのボリュームが足らない感じ。
並列複座型なので特に幅方向はかなり拡大しないと。
最大の手直しポイントはコレになりそう。
↓上下を接着する前にやっておいた方がいいのがこの後ろのラダー状の
パーツの薄々攻撃(矢印部4ヶ所)。
厚みが2mmくらいあるので真ん中辺りで1mm、
縁の方は0.5mmくらいに削るといい雰囲気になる。
↓ディスプレイの方法を企んでいるので中にプラ角棒を仕込む(白矢印)。
最終的に穴が開きっぱなしの部分は裏からプラ板で塞いでしまう(黄矢印)。
↓メインパーツ上下を接着後、機首の改造に移ります。
取り敢えずはコックピット後ろの“リブ”部分を電動ルーターで削り飛ばす。
↓1.2mm厚のプラ板で現状の機首の周囲をこんな具合に囲ってしまう。
機首はプラ板の厚み分膨らんでボリュームが増す。
この時さっき削り飛ばしたリブを再生。
↓仮に少し形を整えて鉛筆で窓等の線を描き込んでみる。
…かなり設定資料の画に近くなったね。因みに機首の先端はキットパーツに
比べ8mm前方へ伸びた形だ。