カシメルマンはBARにおるんちゃうか

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「タミヤ T‐72《девятьヂェーヴィチ》」

2017年10月16日 | 製作日記 T‐72
雨天続きで出かける気がせず、モケイやるしかありませんね(笑)。

↓これはエンジン上面のエッチングパーツ。
メタルプライマーを塗ったら塗膜でアチコチ孔が塞がってしまった(TT)。
ボディー色を吹いた時点で気がつく。

↓考えたあげくハンドピースのニードルで一個一個突いて開口していく
事にした。暫くプスプスやると大体すっきり。
変にこじたりしてニードルの先を曲げないよう注意かな。

↓一応下地部分を黒にしたけど“骨折り損”だったかな(^^;。
奥の色が判る程の大きさの孔じゃない。

↓…次に転輪のゴム部分にブラックグレーを筆塗り。
ランナーの切れ端みたいな棒に突っ込んでくりくり回しながらやると楽。

↓でも多いから思ったより時間喰う。
そういえば中学生くらいンとき、タイガーⅠ型戦車の転輪ゴム塗ってて、
「なんでこんなに多いんじゃい!」とブチキレかけたっけ。
奥の方は見えないからテキトーでいいんだろうけど、
そういうとこもちゃんと塗らないと気がすまない性分だった。

↓大体基本塗装が済んだのでウェザリングにかかる。
例のMr.ウェザリングカラー使うのでこっちは思ったよりぐんぐん捗る。

↓使用してるのは“グランドブラウン”。
濃いめに着けたい場合はそのままべちゃべちゃ塗って綿棒で拭き、
薄めでいい時は溶剤で希釈して塗り、拭かずにそのまま乾かしてもいいくらい。
うーん、やっぱりみるみるモールドに馴染んで面白いくらいだ。

↓雨だれで水アカ着きそうな部分には細筆で塗り、
少し乾かしてから擦るといい感じ。ちょっとこの写真では判り辛いけど。

↓半日くらいの作業で全体に処理できた。




ところで、自分がかれこれ20年くらい使ってる0.2mm径のハンドピースが
あって、そいつが徐々に上手く塗料を吹かなくなってきていたんだ。
…で、遂に先日全く塗料が出なくなった。シンナーうがいをいくらしても同じ。
でよくよく見るとニードルを一杯に前まで突っ込んでるのに
先の孔から全然ニードルが出っ張ってないのに気がついた。
なので中のノズルを外して、シャープペンシルの後ろの消しゴムに付いてる
針金を更に細く加工してノズル前側の孔から突っ込んでみた。
初めは硬かったけど駄目元で力任せに押したらポコッと黒い円筒形の
塊みたいなのが後ろから出てきたのだ。「?なにこれ?」

その黒い円筒は埃の固まったものだった。
…つまり使う塗料に埃が混じってて、その埃がノズルの中に溜まり、
ニードルを突っ込む度に押し固まっていたのだ(笑)。
そういえば、濃い色の塗料を使う際はシンナー節約の為に筆洗い用のを
混ぜていたっけ。筆洗い用のシンナーには筆に付いた微細な埃が混じってて
それが徐々にノズルに滞積していったのだ。
埃の円筒が取れたあとはニードルが定位置にくるようになった。
塗料の出も一気に回復。
永く使ってるモノはオーバーホールが必要なんだよなあ、
っていうか筆洗い用のシンナー入れるのも邪道なんだけどね(^0^A。
「エアーブラシあるある」でした。   …え?ない?
コメント
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