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カシメルマンはBARにおるんちゃうか

≪スケールモデルからアニメキャラクターまで、
幅広い分野の模型製作を詳しく解説!≫
(小さい写真はクリックで拡大)

「ポリススピナー (Sect4)」

2015年07月01日 | 製作日記 ポリススピナー
↓どんな設定なのか知らないのだけど座席の後ろの壁から、
ブーム状の棒が張り出していて先に何かのインジケーターのようなのが
沢山ぶら下がっている。キットに部品はないようなので自作してみる。
本編の写真によってこの四角の組み合わせパターンが少々違ってたりするので
おそらくこの目覚まし時計のようなヤツ(丸いモールドのついたヤツ)
は磁石であっちに着けたりこっちに着けたり出来るものかと思われる。

↓ブームからは配線コードがある。撮影セットのブームの側面にはネオン管の
ような電飾があったりと、どうもワケが解らない物体である(^^;。

↓壁につけてみるとこんな。…ちょっとサイズが大っきくなったかな。

↓いろんな写真を見ているとドア内側の形も左右で違っている模様。
写真のモールドはキットで左右対称になっているけどこれはガフ側の形の反転。

↓皆が“ヒーロースピナー”と呼んでいるらしいミニチュアプロップは
おおよそこんな形状になっている。本当は内装はデッカードとガフが演技してる
撮影セットを手本にしたいけど、今のとこデッカード側のドアの内側写真が
発見できない。

↓でも世間には凄い“ブレランファン”がいて、ことスピナーに関しては
こんな一夜ズケ知識でやってる自分より遥かに詳しい人が沢山いる。
資料に困ったときはそんな人たちのブログを見てみるのもテである。
あるブログでスピナーの絵を詳しく描いてあるイラストに、2つのシートの
間に操縦桿のようなスティックを発見。「え、こんなのあったっけ?」
と本編スチルを見るとデッカードの左腕越しにちょこんとスティックの頭が
見えているではないですか。流石~、こんなの気が付かなかったし。
これはヒーロースピナーには無いようだ。

↓外装ボディーに移行。
来ましたね、サイドのミゾの高さのズレ(矢印部)。これはスピナーをある程度
知ってる人皆んなの悩みのようで、修正している作例も見かけます。
でも単にこの右側部分を車輪カバーに合わせると今度はドア前のインテイクと
ずれてしまう。マトモに修正するとなるとボディーを大きく切り離して
ズラして接合、みたいな事態になるような。

↓自分はもう、この排熱口の周囲を1mm下にズラして
「なんとなくマシ」な程度にしときますf(^^;。…あンま変わンないけど。
取り敢えず排熱口はモールドプレートに置き換えてパターン細かくなったし。

↓…う~ん。凝りだすと切りがない感じがする。まだ出てくるかなあ。
一応、インテリア修正はこんくらいにしようかと。


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「ポリススピナー (Sect3)」

2015年06月25日 | 製作日記 ポリススピナー
とうとう大阪も暑くなってきました。自分は暑さには強い方なんだけど
昨夜は寝苦しくて遂にエアコンのスイッチを入れてしまいました(^^;。

↓前回、形をつけたモニター周辺に詳細なディテールをつけてみた。
特に画面の手前側下の面は逆台形に出っ張っているようなのでそんな感じに。

↓“デッカード側(あえてそう呼ぶ)”の席の床面は窓になっている。
本当は“ガフ側”も同じ筈だけど、キット内容ではフクロになっている。
とうせインパネで見えないのでこっちはもうほっとく。
…で“デッカード側”の窓もなんだか小さい。シート寸前まであってしかり。
…って云うか、この辺りの形の位置関係が比率的に狂っているのに気が付いた。
全て直すのはタイヘンなので出来る限りの抵抗をしてみる感じ(笑)。

↓下から見るとオオソトのボディー窓の縁から3mmくらい余裕があるので
少し広げてみることにした。

↓結局5mmくらい広がったf(^0^;。下ボディーが少し見えてしまう。
まあいいか…。

↓その上にはこんなキーボードのような機材が付いてるので工作。
警察車両のせいか、なんだかんだいっぱいゴタゴタしたものが付いてるんだ。

↓?…なんだこれ。さっきのセンターモニターの横にこんな感じの円柱が立ってる。
キットではやはり車体に一体成形でやや細めな上にモニター側面に密着してたりした
ので作り直して詳細な形をDU。因みに軸はランナーの切り出し。

↓ハンドル。…と云うか操縦桿と云うか。スピナーの操縦ハンドルは
珍しい形してるのでここは自分もこだわりたい部分。 写真上側がキットの部品。
かなり簡易な形だ。前後方向の厚みも薄い。資料写真から、実際はもっと
ゴロッとした物々しい物体であるようだ。写真下側がらしい雰囲気に工作したもの。
この、ブツブツ小穴を加工したような面に手のひらを当てて上のいびつな穴に
人差し指から小指の4本を入れ、親指は内側に添えるようにして操縦してる。
親指でボタンを操作してるのかな、もしかしたらこの穴の中にもボタンがあるのかも…。
それにしても凄く凝ったシロモノだ。何かの流用か、わざわざ作ったのかは定かでない。

↓インパネとの固定は真鍮線で。
インパネ内側にプラボードを貼って穴を開けかなりガッツリと固定。

↓車体に組み込むとこんな具合。 …そうそうこんな感じ。
自分では結構満足したけど…(^^;。


コメント (2)
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「ポリススピナー (Sect2)」

2015年06月19日 | 製作日記 ポリススピナー
↓シートの後ろの壁。このコードのようなモールドとぶつぶつした突起は
映画本編からも実際にあるようだ。なのでこれを上手く残すように不要部分を切り取る。

↓天窓の中は車体後ろに行くほど高くなる斜面になっているもよう。
似たような雰囲気に1.2mm厚のプラ板で工作。

↓ウェーヴのA・スプリングにコードのモールドを置き換えるとより実物に近い感じになる。
なにやら後ろ側はパイプ状のものがうじゃうじゃあるので、丸プラ棒を熱して曲げた
ものも合わせ適当に配置。真ん中辺りにあるトランシーバーみたいなものはもっと
立体的に厚みがあるようだけど折角なのでこのモールドは出来るだけ活かすようにした。

↓おお。なんとか映画のシーンのイメージに寄って来たね(^^)。

↓センターコンソールの辺りにモニターがあるんだけど、なんとコレが車体に一体成形(><;。
だから画面の部分(矢印部)がズンベラボンだよ。これは別部品にして欲しかったなあ。

↓あれこれ考えて、こんな形を作って上から被せる戦法をとった。

↓…エエ感じじゃァないか?接合部はパテで埋めて、
テッペンの真ん中にある凸モールはあとから付ければよろし。 

しかしスゴイねー、ブラウン管のモニターだよ。映画が作られた年代を感じられていいね!
2019年(映画の舞台背景)では考えられないシロモノの筈(笑)。
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「ポリススピナー (Sect1)」

2015年06月14日 | 製作日記 ポリススピナー
バンダイのSWシリーズの煽りか、にわかにAPCではまた
SFキットを作ろうという色が濃くなってきたような気がしてます…。
なので自分はビミョーにSW路線から外れたコレをストックの中からチョイス。
久しぶりの車モケイだから、どうなるかちょっと不安ではあるけど。

「ブレードランナー」を観て興奮さめやらぬ当時、スピナーはその人気のわりに
なかなかキット化されずにいたので、イベント等での高価なガレージキットを
買おうか買うまいかと悩む時期が続いた。これの3次元物体はレアだったんだ。
30年くらい経ってから根強い人気に気付いたのかフジミ模型がインジェクション製品化。
…これも「長生きはするもんだ」的要素が詰まった一品なのである。

↓軽くメインパーツを仮組みしてみると
…んん?これってホンマに1/24? なんかデカくないかい。
スピナーはかなり小さめの車だったように思うので
1/20じゃないのかと思ってしまう。

↓…で、天窓の内側はこれでいいのかなあ、壁の端面(矢印部)が丸見えになるような。

↓さっきからどうもスピナーって感じが薄いと思ったら、シートの形が全然違ってる。
資料写真とか小さいガレキは見ていたので一番違和感が強いワケだ。

↓フィギュアは付属していないので乗っけないとなるとかなり目立つ部分。
…なので先ずイスを修正する事にする。形はもっとナデ肩なイメージなので少し削って…。

↓クッションの形をプラ板で貼り付けて細工。
参考にしたのは実物大のスピナーの内装写真。

↓ヘッドレストの側面はもっと斜め前に飛び出したようになっていて
スピーカーのような形があるのでコレも繕った。加えてこの部品は後ろの壁に
取付けるようになっていたので真鍮線を仕込んでイス側に付けられるようにしてみた。

↓再び組み立ててみる。スピナーのシートってやっぱこんなでしょ!
…しかし後ろの壁の端面が天窓から丸見えはイカンなあ。ここも改造が必要。
次回へ続く…。
コメント (2)
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