毎回発表会の演奏動画をYouTubeに限定公開でアップして、少数の友人知人に見てもらっています。見てもらうのは大別して、A)音楽の専門家 B)音楽好きの友人 C)仲の良い友達 の3パターンがあります。A)の音楽の専門家はこれまでレッスンをしてもらった先生たちが中心で、それに準ずるような音楽教育を受けた人たちです。できたら何らかの「お言葉」を貰えると嬉しいので動画を見てもらっています。もちろんプロに無料できちんとしたアドバイスを貰おうというのは失礼なので、一言何か言ってもらえたらくらいの感じですが、優しい人も多いので丁寧なコメントを頂けたりすることもあり、恐縮しますが、ありがたい限りです。
B)の音楽好きの友人は好き勝手な感想を言ってもらえたら楽しいです。なるほど、そう感じるのかと新しい発見があったりして、音楽の評価も人それぞれあって面白いなといつも思います。中には辛口のコメントをくれる友人もいて、それはそれでちゃんと聴いてくれてありがたいし、励ましたり慰めたりしてくれるのも癒されます。ほとんどの発表会の演奏は練習以下の出来なので、自分ではガッカリしていますから、優しい言葉はヒットポイントの回復に役立ちます。
C)の仲の良い友達は、ほぼ単なる僕の近況報告です。毎回発表会のたびに動画を送りつけて無理矢理見せているようなものですから、向こうにしてみれば少々迷惑かも知れません。日頃なかなか連絡をできないので、動画を送るついでにご挨拶だったり、なんなら久しぶりに会おうかというきっかけ作りに役立っています。まあ中には毎回動画を送っても無視する人もいるので、そういう人にはさすがに送るのを控えますけど。
そんなわけで、失敗した演奏の動画であっても何らかの役には立つものです。所詮は下手の横好きレベルの趣味ですが、それがコミュニケーションの一助になれば無駄ではなかったと思えるし、これからも音楽を続けていくモチベーションにもつながります。なにせ毎回発表会のたびに大なり小なり落ち込みますから、モチベーションの維持もそれなりに大変なんです。