マンサクの花の写真が欲しいので、筑波実験植物園に行けばあるだろうと今にも雨が降りそうだったが出かけました。ところがシナマンサクや北米産のハマメリスは沢山目立つ所に咲いてましが肝心のマンサクが探せませんでした。広い園内を3回ほど周ってようやく林の中に1本見つけました。やや貧弱な木で花つきもあまりよくありませんでした。
同じ林内で見つけたヤマコウバシです。この木は冬でも葉っぱが落ちないのが特徴です。この「落ちない」に縁を担いで広島市植物園では合格祈願のお札にしており、受験者にはなかなか評判だということです。
温室では変わった形の花を咲かせるランの展示をしておりました。
花の形がバケツに似た「バケツラン」 Abrus precatoriusです。
花の形がコブラに似た「コブララン」 Bulbophyllum purpreorhachisです。
花の形がサソリに似た「サソリラン」Arachnis longisepalaです。
園内の大きなスギの木に沢山の雄花が付いていました。私は以前は花粉症ではなかったのですが昨年あたりからこの季節に目がかゆくなることがあります。
ちょっと勇気のいることですがスギの花粉が飛散しているところを撮ろうと雄花をたたいたら思いの他大量の花粉が飛散しました。花粉は風向きで私のほうには来なかったので、目にはそれほど被害はありませんでした。
昨年買ったヘレボルス「クリスマスローズ」の交配種‘ローズカメレオン’です。ラベルについていた花の写真を見て面白い花色だと思って買ったのですが、写真はやや感じが異なります。咲き進むとラベルのようになるのか、株に力が付けばそうなるのか良くわかりません。
十数年前、まだ今のようにクリスマスローズの流行が始まる前に買ったヘレボルス ムルチフィダ クロアチアです。小さな鉢で育てていますが枯れもせず、増えもせず毎年数輪花を咲かせます。
ヘレボルス ニガーの実生です。昨年は一重だったと思いますが、今年はセミダブルの花を咲かせました。
昨年の東京ドームの洋ラン展で買った中国春ランの「朶々香 ダダコウ」です。翡翠のように緑が美しく、上品な香りも素晴らしいです。
今年買った中国奥地のラン「春剣蘭」です。シュンラの変種だそうですが花が1茎に数輪付きます。香りもやや控えめですがします。
ヘレボルスが世界に広まった歴史や、品種を確定させるには…など、いつも聞かされたのに現在ではウロ覚え状態。
実生から育てると必ずしも同じものは育たないとか聞いたような…。受粉時に混ざらないように袋掛けしたり、掛け合わせの受粉をしたら袋に親の名前を記載しておいて、その種からどんな花を咲かせるものが出るか等など、結構聞かされたのに十数年経った今、結果はどうだったけ?と記憶は曖昧。
出来の悪い生徒で情けないです。
私もダブル咲きが気になって、ピンク色を一昨年購入。去年は種を取り忘れちゃったので今年は忘れずに採取して実生苗を!と思っています。
スギ花粉の写真、すごい量が飛散するんですね…。私は花粉症なので、その場にいたらクシャミ止まらないです。怖い。