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柿上猿麻呂の「花、菜園、旅」の週刊フォトニュース

自宅や菜園で栽培している花や、植物園などで撮影した花の写真を週単位で紹介

902号 昭和生まれの老翁の面白話。第43話 「肉は潜水艦。女のふんどし」今週の一花「サギソウ」 

2024年08月15日 17時53分48秒 | お知らせ

昭和生まれの老翁の面白話。第43話 「肉は潜水艦。女のふんどし」」

仕事仲間数人と焼き肉屋で会食をしたことがあった。大阪出身の友人が焼き肉を食べながら「俺の子供のころは肉と言えば潜水艦だったな~」と言いました。「潜水艦って何?」と聞くと彼は「並み(波)以下の肉のことだよ。波の下にいるのは潜水艦」なるほど。

大阪の人は面白いことを言います。商売人が仕事の状況を言うときに仕事が順調で儲かっている時は「おかげさんで」少し儲かっている時は「ちょぼちょぼや」出入りが同じ程度の時は「まあまあでんな」全然儲かっていない時は「あかん、女のふんどしや」「女のふんどして何?」その心は「食い込むばっかりや」なるほど。面白い。 

今週の一花「サギソウ」

 サギソウ


 901号 昭和生まれの老翁の面白話。第42話 「がっかりした女性からの言葉②」今週の一花「チョコレートコスモス」 

2024年08月08日 13時50分42秒 | お知らせ

昭和生まれの老翁の面白話。 第42話「がっかりした女性からの言葉②」「養老院の予約」

仕事を依頼してくれていた少々口の悪い女性Aさんと世話ばなしをしていた時のこと。息子の嫁さんは一人娘で比呂子ちゃん(仮名)という。比呂子ちゃんの両親は健在。小生が「比呂子ちゃんはこれから自分の両親と我々夫婦の4人の老人の面倒を看なければならない。大変だ」と言いました。それを聞いたAさんは「何を言っているの。面倒など見てくれるわけがないよ。サッサと養老院の予約をとっときな」。そのと~おり。養老院のスタッフに嫌われないように心掛けなければ。介護士は若くて美人で優しい女性だといいな。

今週の一花 チョコレートコスモス

 チョコレートコスモス

 


900号 昭和生まれの老翁の面白話。41話 「がっかりした女性からの言葉①」。今週の一花 ジニア ‘シンデレラ’  

2024年08月01日 10時09分21秒 | お知らせ

 第41話 がっかりした女性からの言葉①。きさくな近所の奥さんに「歳をとって81歳になった」と言ったところ「男の平均寿命に近づいたわね」と言われた。めでたくもないが「おめでとうと」と言われるのを期待したのにそっけない言葉。実は言われてから早1年が過ぎ、平均寿命を越してしまった。

小さな子供のころから知っている美人になった女の子に「おじさんは私の年より私のお婆ちゃんの年に近い」がっくり。

7~8年ぶりに大学時代から付き合いのある美人の女友達に会った。2人の間に遠慮は無い。私を見て最初に言った言葉「また、縮んちゃったわね」。妹の亭主にも「お兄ちゃんまた足がチビたね」と言われた。小生は自分が矮躯であることをかなり気にしている。以前は身長162センチだったのが今は158センチまで縮んでしまった。だんだん年を取るにつれて小さくなり、そのうちに「一寸法師」ならぬ「一寸爺」になるかも。骨になればどうかな。

今週の一花 ジニア「ヒャクニチソウ」‘シンデレラ’

 ジニア「ヒャクニチソウ」‘シンデレラ’

 


899号 昭和生まれの老翁の面白話。40話 「歯を塗りつぶす」。今週の一花 八重咲きユリ ‘RLフロレッタ’

2024年07月25日 17時36分07秒 | お知らせ

昭和生まれの老翁の面白話。 第40話「歯を塗りつぶす」

友人のM君は風呂に入るのが嫌い、顔を洗うのが嫌い、歯を磨くのが嫌いというものぐさでずぼらなところがあります。虫歯になって歯医者に行った折に、「歯を磨くのがそ嫌いだ」と言ったところ、歯医者は「そんなに歯を磨くのが嫌いなら、虫歯にならないように、歯の間を塗りつぶしましょう」と言って、歯の間をセメントで塗りつぶしてしまいました。歯が上下で2個になってしまいました。M君が言うのには「全面歯を塗りつぶすと口の中がかなり違和感あって、ダメだ。食べ物がおいしくない」ということで結局、セメントを全てとってもらったそうです。その後も妻が「風呂に入って」「顔を洗って」「歯を磨いて」と命令するまでそうしないそうです。庭をながめながらぽわ~とタバコの煙を吐くご隠居さんです。我ここにあらず。

今週の一花 八重咲きユリ ‘RLフロレッタ’

 八重咲きユリ「RLフロレッタ」RL(ローズリリー)はバラ咲きの略。


898号 昭和生まれの老翁の面白話。39話 「この寿司屋はダメだ」。今週の一花 ヒマワリ ‘夏物語’ 

2024年07月18日 15時01分33秒 | お知らせ

昭和生まれの老翁の面白話。 第39話「この寿司屋はダメだ」

M氏はフリーライターをやっていました。ある時、思いがけなく、高額の原稿料が入った時のことです。娘がまだ小学校1.2年くらいの時です。久しぶりに高額の収入があったので娘と「寿司」を奢ろうと思って、のれんのかかる寿司屋に入ったそうです。娘は可愛く、闊達で何臆することなく言動する子でした。カウンター席に座り、なんでも好きなものを頼めと娘に言いました。娘が頼んだものを店主が「はい、おまちどう」と寿司を出すと、娘が「この寿司屋はダメだ」と他の客がぎょっとするような大声で言ったそうです。「なんでだ」ととがめると娘は「ここのお寿司は回らない」と言ったそうです。店主も他のお客も手をたたいて大笑い,店内は爆笑の渦でした。彼は恥ずかしく顔から火が噴き出るほど赤面したそうです。

今週の一花。ミニヒマワリ ‘夏物語’

 ミニヒマワリ ‘夏物語’


897号 昭和生まれの老翁の面白話。38話 「かぐやババア」。今週の一花 ユリ ‘RLフロレッタ’

2024年07月11日 16時37分59秒 | お知らせ

昭和生まれの老翁の面白話。 第38話「かぐやババア」

妻は満月が大好きで、月がまだ半月より少し大きくなった頃より「○○日は満月。あと何日」とか言って満月を心待ちしています。満月の日に曇ったり、雨が降るとがっかりして気落ちしてしまいます。良く晴れて満月が見られると何かを待っているようにうっとりして眺めています。満月がきれいだから見ろと小生をベランダに呼びます。小生が月を見ながら「月からの迎えの使者は今夜も来ないようだな。いつ、月に帰ってもいいよ。しかし、月に帰るには年を取りすぎたかな」と言っています。小生は妻のことを「かぐやババア」と呼んでいます。

今週の一花 ユリ ‘RLフロレッタ’ 

 ユリ ‘RLフロレッタ’ 八重咲き。RLはバラ咲きユリ(Rose Lily)の略。


896号 昭和生まれの老翁の面白話。37話 「老鶏」。今週の一花 エロディウム マネスカウィ

2024年07月04日 21時04分10秒 | お知らせ

昭和生まれの老翁の面白話。 第36話「老鶏」

飼っているチャボの雄はもう4~5年生きている老鶏です。しかし、雄はまだ元気で雌に向かってディスプレイをしてアピールをします。小生も女性の来客が来るとがぜんハッスルして女性の気を引こういろいろとパーフォマンスをします。小生が「チャボの雄も雌の前ではパーフォマンスを一生懸命にするな。飼い主の俺とよく似ているな」というと妻は「いつも無視されているはね」

昨今は少子化問題で国も子育ての支援をして出産を促しています。小生が「国が若い女性を紹介してくれればたくさんの子供をつくってやるのだがな」と言うと妻は「無理、無理、無理」

小生が思うに、人を増やすことも大事かもしれませんが、すでに生まれた子供たちをいじめから救い、強盗、殺人、詐欺のかけ子や受け子のなどの犯罪者にならないように教育、指導に努力した方がよいのではないかと思います。高齢者の交通事故が報じられていますが、若者の犯罪も増えているように思う。犯罪者は住所不定、職業不詳の者が多いように思う。人が増えても反社会的行為をする人間も増えてもなにもなりません。少数精鋭主義です。

今週の一花 エロディウム マネスカウィ

 エロディウム マネスカウィ


895号 昭和生まれの老翁の面白話。第36話 「ネコの仁義」。今週の一花 エキナセア ‘ヴィンテージライム’

2024年06月27日 17時17分37秒 | お知らせ

昭和生まれの老翁の面白話。 第36話「ネコの仁義」

友人から聞いた話。彼は京都から福井までのサバ街道と言われる街道筋で、親から引き継いだ土地で飲食や工芸品、土産などの店を妻と一緒にやっていました。高齢になり今は妻の実家の焼津市に引っ越しし、近くの港の埠頭から釣り糸を垂れアジなどを釣るのんびりした生活を送っているそうです。

彼が言うのには港に猫の集団が2つあったそうです。その猫のボスどうしがいつも壮絶な覇権争いをしていたそうです。しかし、片方のボス猫が交通事故に会い、瀕死の状態で道路に倒れ動けなくなったそうです。そうするともう一つの集団のボス猫がどこからか失敬してきた大きなアジを倒れた猫のボスの前に置いたそうです。侠客清水次郎長の活躍した土地の近く。土地柄、猫も「仁義、任侠」に厚いのでしょうか?

今週の一花 エキナセア ‘ヴィンテージライム’

 エキナセア ‘ヴィンテージライム’咲き進むごとに花色が変わる品種。


894号 昭和生まれの老翁の面白話。第35話 「税務署の家宅捜査」。今週の一花 ケイトウ 

2024年06月20日 15時52分03秒 | お知らせ

昭和生まれの老翁の面白話。 第35話「税務署の家宅査察」

叔父の会社の切り盛りは叔母に任せきりでした。叔母の経営手腕はすごい物でした。かなりの資産を残しました。節税には違法すれすれのことをやっていました。

小生も子供のころは叔母に連れられて大阪阪急百貨店にレシートを拾いに出かけました。百貨店のお客にレシートを捨てる人がいます。それを拾って、会社の経費として落とすためでした。百貨店内を下を見ながらうろうろします。高額のレシートはなかなか拾えませんでした。私はレシート拾いは恥ずかしくいやだったのですが叔母はいつも帰りに阪急百貨店のレストランで大きなお好み焼きをごちそうしてくれました。

ある朝、叔父、叔母がまだ寝ていると45人の黒いスーツを着た男たちがいきなり家の中に踏み込んできました。あれよあれよと言う間のなく寝ていた布団から箪笥の引き出し、仏壇の中などあらゆるものをひっかきまわしたということです。脱税の疑いで税務署の査察(マルサ)が入ったのです。いろいろと脱税のいきさつややり方などをしつこく聞かれたそうです。その折に叔母は涙を流し泣いたそうです。すると税務署の職員は税の課徴金を負けて?くれたそうです。後で、叔母は私の涙は一粒30万円だとうそぶいていました。今の価値にすると5060万円くらいではないかと思います。何粒の涙を流したのでしょうか。

今週の一花 ケイトウ ‘ケロス ファイア’

 ケイトウ ‘ケロス ファイア’ 

 


893号 昭和生まれの老翁の面白話。第34話 「甥っ子の話」。今週の一花 アルストロメリア ‘インティカンチャ’

2024年06月13日 16時38分34秒 | お知らせ

昭和生まれの老翁の面白話。 第34話 甥っ子の話。

弟の嫁さんは息子のことを「この子は言葉三つだけで生きているのですわ」と言いました。小生が「三つの言葉って何」と聞くと、弟の嫁さんは「暑い、腹減った、あかん」だけと言いました。小生も最近はアレどこだっけ、コレ何だったけ」「アレ、コレ、ソレ」など代名詞だけの3文字会話です。

弟の嫁は何事も手早くサッサとやるタイプで、子供やることまで先にやってしまいます。子供は全てのことに母任せでした。子供は食べることトイレに行くこと以外はやることがありません。弟の嫁さんは「子供は買い物でおつりさえ間違えなくもらえればそれでええわ」と言っていました。

その息子が私に「おっちゃん、オレ。算数ができへんのや」と言いました。私が「そんならオレが教えてやろう。問題をだすぞ」と言うと「いやや、算数嫌い」と言い、端からやろうとしません。しかし、お金の話になると100円と120円では幾らというと220円と即座に答えます。例えば、128∔136は出来なくても。128円と136円では264円とすぐできます。150×10は出来なくても150円を10回貰うと1500円とすぐにできます。そこで私は甥っ子に「算数の数字に円をつけて考えろ」と言いました。それから数か月後、その甥っ子は「おっちゃん、オレ、算数ができるようになった。おおきに」と言いました。円(金)の力はすごいと思いました。

無機質な数字より数の概念(円、個、グラムなど)がわかれば算数もできるようになります。しかし、小生は銀行の利子や、消費税計算、囲碁の目数の計算は出来ても、今も三角比のサイン、コサイン、タンジェントや二次方程式は何に使うのかわかりません。使ったことはありません。使えません。イメージがわかない。入試にしか出ない。今のところ、生活に必要ない。数学嫌い。

今週の一花 

 アルストロメリア   

 ‘インティカルチャ’