やっと前向きな答弁が出ました。
私たちが住民と協力して請願署名を議会に出しても、町長に署名を出しても、議会で一般質問しても、条例改正案を議会に提出しても、町長や議会多数派の反対に阻まれてきた子ども医療費無料化の拡大。
今年3月議会のこと
http://blog.goo.ne.jp/kadoharatakesijcptogo/d/20100310
去年12月議会のこと
http://blog.goo.ne.jp/kadoharatakesijcptogo/d/20091209
去年9月議会のこと
http://blog.goo.ne.jp/kadoharatakesijcptogo/d/20090925
3年前の6月議会のこと
http://blog.goo.ne.jp/kadoharatakesijcptogo/d/20070622
自民党系無所属の近藤秀樹議員が、6月議会の一般質問で取り上げることが分かってから、私は密かに期待していたのですが、やはりというか、前向きな答弁が出ました。
来年度から小6までに拡大(現在は小3まで)するために検討中、という答弁が町長から出ました。
いままで反対してきた議員がそのことを率直に認めた上で質問
近藤議員は「財源が理由で反対してきたが」と過去に自分がとった態度を述べ、その上で「中3まで(の医療費無料化を)どう考えるか?」と質問を始めました。近藤議員は「ある会合で、“お前のところはまだやってないのか。なら村に戻れ”と言われた」というエピソードも紹介しました。
(注 まるで町が村より上と言わんばかりの言い方ですが、かどはら武志はこのような考えに決して同意するものではありません。ついでに、市が町より上とも思いません)
このエピソードを善意に解釈するならば、普通の自治体ならこれぐらいやれ、という考えが表現されたものだと思います。
川瀬町長の答弁
町長は「周辺と同じようにしないとイメージが悪い。しかし子ども手当もあってこれ以上拡大すると、(対象にならない)他の住民から“うちにはいくらくれるか”と言われる」と述べた上で、「来年度には6年までできるよう検討中」と明言しました。
直接の対象にならない住民も、他の市町からの遅れが少しでも小さくなるなら、町のイメージという点から、素直に歓迎してくれると、私は思いますが。
県内の状況は
2010年4月現在で、中3まで無料化しているのは27自治体(一部負担金を取る自治体も含む)、小6までは18自治体、小3まで(東郷町など)は9自治体とのことです。なお、現在小3まで実施している豊明市は今年7月から小6までに拡大します。
引き続き中3までを目指してがんばります
住民の強い願いが、町をここまで動かしました。しかし県内の半数近くの自治体が中3までを実現しています。この近くの日進市、みよし市、刈谷市、豊田市などと比べたら、まだまだ「町のイメージ」は良くない。
引き続き、中3まで無料化を求める署名を集めています。多くのご協力をいただいているところですが、まだまだたくさん集めたいと考えています。
よろしくお願いします。