東郷町議会議員 かどはら武志(日本共産党)

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白鳥4丁目押草団地

6月議会、終わる

2007年06月22日 | 東郷町議会

 昨日、6月議会が終了。さっそく議会最終日の話題を載せる「こんにちは」6月24日付の編集、印刷の作業に入りましたが、結局また午前までかかってしまいました。今日は朝から議会のボート練習(24日、奈良市の月ヶ瀬レガッタにエントリーしています)があり、役場の新聞配達を慌てて終わらせました。

 役場で配達していて何人かの職員から声を掛けられました。話題は今朝の「中日」尾張東版でも比較的大きく取り上げられた「町長給与30%カット」について。「中川さんの討論、よく分かったよ」と好意的でした。
 可決ということで、ケリがつきました。町長が自分の意思を曲げてまで、日本共産党が主張していた通り、報酬審議会に諮問されました。もし、町長がご自分の意思を曲げなければ、私たちも賛成のしようがありませんでした。解決に向けて町長が決断されたことに心より敬意を表します。
 中川議員の賛成討論の要旨は「報酬審議会が、町長が自分の責任で実行することであり反対する理由はない、と答申した以上、これを尊重すべきだ」というものでした。
 私は町長の給与を30%減らしたところで町財政に好影響があるとは思いません。むしろ他の職員への影響や、「町長も頑張っているのだから」と住民に我慢を強いる雰囲気が出てこないか心配な面が大きいと思います。しかし町長は「他に影響させない」とも発言しています。報酬審議会という第三者機関も「町長の責任で」と答申したし、町長の責任を信頼することにします。

 それにしても、昨日の議会では、日本共産党議員団は中川議員お一人に活躍させてしまいました。請願への賛成討論、30%カット条例への質疑、賛成討論など、すべて中川さんがこなされました。いつもは討論は分担するのですが、請願は私が委員長報告で取り扱う案件(しかも不採択の報告)なので賛成討論をしにくいし、30%カットについては中川議員が選挙公報で取り上げるなど中心になって取り組んできた問題だから、こうなったと思います。

請願はやっぱり不採択
 それでも、子どもの医療費の中学卒業までの無料化を求める請願には日本共産党以外に3名(合計5名)が、国民健康保険税・介護保険料の負担軽減を求める請願には日本共産党以外に2名(合計4名)が賛成してくれました。
 特に、子どもの医療費については、若い新人議員が自分の周りで起こっていることを取り上げ、「子どもが我慢しているんです」と切々と賛成討論してくれました。山田達郎議員、党派は異なるけど、思いを同じくすることができました。ありがとうございます。
 「若い世代の家計簿に、医療費はないんです」というフレーズ、心に響きました。何の準備もなくあれだけの討論、見習いたいものです。

リハビリテーション日数制限の見直しを求める意見書、全員一致で可決
 保険医協会の陳情を受けての意見書です。医療制度の改悪の影響で東郷町でも困っておられる人がたくさんいました。国を動かす一助になればと思います。

コメント
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