1) 川瀬町政の4年間は、全世帯アンケートまで行ったいこまい館の見直しでは成果がなく、町長を先頭に「厳しい財政」「取り残された町」と住民を不安に陥れ、社会保障が軽視されてきた。日本共産党はこうした町政の問題点を批判し、町政変革を住民に訴えてきた。
2) 日本共産党は町長選挙に向け候補者擁立の準備を進めてきた。こうした中、「まちを元気にしたい」と元役場職員のさかべ守義氏が選挙告示直前に立候補表明した。日本共産党は「党派や立場を超えたまちづくりを進める」というさかべ氏の政治姿勢を評価し、さかべ氏を支持して選挙戦をたたかった。さまざまな困難を乗り越え勇気を持って立候補したさかべ氏に日本共産党は敬意を表する。
3) 出馬表明からの極めて短い期間に、さかべ氏の訴えと政策が住民の心をとらえ、町の雰囲気を変え、現職の町長を21票差の僅差まで追い詰めた。これはさかべ氏の「元気な東郷町をつくることで町民に恩返ししたい」という政治姿勢と政策に共感した多くの町民が、党派や主義主張の違いを越えて結集し、奮闘したことの成果である。
4) 日本共産党は、今回のたたかいの経験と成果を力に、幅広い住民との共同で町政を前に進める決意である。
2010年8月 日本共産党尾張東部地区委員会東郷町委員会
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