明日の一般質問で、住民を守る自治体の姿勢などを問います

　明日、この任期の最後の一般質問に立ちます。１６年前に議員になってから毎定例会、欠かさず一般質問を行い、今回で６４回目になります。自治体は暮らしを守る砦であるべきだという私の考えを述べ、町長の姿勢を質したいと思います。
　
　午前１０時からです。お時間のある方は、ぜひ傍聴にお越しください。

１．町長施政方針について
　町長の町政に対する基本的な姿勢について質問します。
暮らしを守る町政とは
　昨年の消費税増税に続き、今年４月には年金のマクロ経済スライドが発動され実質削減が行われるなど、住民のための新たな負担軽減策が求められる情勢です。負担増から暮らしを守る自治体の役割についての町長の考えを質します。

セントラル開発のバスターミナル計画について
　セントラル開発のバスターミナルは地域に人を呼び込むために必要ですが、この地域に目的がない人をも呼び込むための策の必要性についての認識について、たとえば「バスパークアンドライド」を設置することはどうかについて質問します。

２．一部事務組合の議会のあり方について
組合議員の選び方について市長・町長が議会に意見を言うのって？
　尾三衛生と尾三消防の議員は兼務となるように選出するように構成団体の長らが構成団体の議会に求めるのはなぜか、議会人事への介入という認識はあるのか、町長の考えを確かめます。

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より多くの議員が審議に参加するための提案
　地方自治法287条の2による「特例一部事務組合」は議会を構成団体の議会をもって組織することができます。すなわち構成団体の議会での議決で組合の予算や条例などを決めることができます。組合の事務の簡素化と、より多くの議員が審議に参画できるという利点があります。愛知中部水道企業団や尾三衛生組合など東郷町が関わる一部事務組合を特例一部事務組合にすることを関係自治体に働きかけるよう提案します。

３．東郷町が出資する会社に対する町の責任について
　昨年12月議会で、かどはら議員の東郷町施設サービス株式会社(TIS)に関する一般質問で、企画部長は次のように答弁しました。
◎TISは、違法行為が行われないように内部統制の制度を構築すべきと考えている。町としても、会社には繰り返し注意喚起する必要あると考える。
◎会社も就業規則や「従業員満足度向上委員会」など相談機関を設置されているが、十分に機能してないと思われる。既存の機関の見直し、改善強化する必要があると思う。就業規則の内容の周知徹底、相談体制の充実強化、社員研修の実施、他の相談窓口の情報強化などの、見直しと改善を会社に提案したい。
　これに関して町と会社の対応について確認します。
　またTIS社員が未払い残業代の請求をし、会社は２年分、約60万円の未払い残業代を社員に支払いました。その社員は、タイムカードの出退勤の記録と給与明細に示された残業時間が大幅に異なることに気付き、請求することができましたが、他にこのような事例はないと言いきれるのでしょうか。会社は全社員の出退勤記録を調べ直す必要があるのではないか、質問します。

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