今日、9日に一般質問を行いました。順次ご報告いたします。
押草団地の地域づくりのために都市再生機構と連携することについて
押草団地の地域づくりのために都市再生機構(UR)との連携について提案しました。
豊明市とURが「豊明市とUR都市機構との連携協力に関する包括協定」を4月16日に締結しました。協定の目的は「豊明市とUR都市機構は、包括的な連携の下、少子・高齢化社会の進展など社会環境が大きく変化する中で多様化する地域課題に対応していくため、相互に協力し、持続可能な地域社会づくりに取り組むこと」とされています。
詳細は私が豊明市を訪れたときの報告記事http://blog.goo.ne.jp/kadoharatakesijcptogo/d/20140514 をご覧いただきたいと思いますが、URの押草団地がある東郷町でも参考になると思い、取り上げました。
企画部長は、豊明市とURとの協定について「興味を持って見ていた」としたうえで豊明市と東郷町との状況の違いについて「豊明市ではURと医療機関との連携が先行し、行政もかかわる必要に迫られていた」と説明、押草団地がある東郷町ではURと連絡を取ってきている経緯に触れ、「URも押草団地の賃貸住宅で高齢者向けの改修工事を許可するなどを考えている。まずはURの取り組みを実行していただくよう働きかける」と答弁しました。
今回の一般質問を通じ、URの考えを素早く捉え、住みよい地域づくりのために行政としても考えていくことの大切さを確認しました。
空き部屋数の把握について
東郷町当局が押草団地の賃貸住宅の空き部屋をどのように認識しているかについて確認しました。
企画部長は360戸の賃貸住宅のうち、35戸が空き部屋だとの認識を示しました。これは入居可能な空き物件の数です。実は、空き部屋数をURに聞いても教えてもらえないという事情があります。これはURの経営上の問題だと理解できます。
私が5月31日に実際に歩いて空き部屋数を数えたところ、135戸の空き部屋が確認できました。実に3割に当たり、URの募集と100戸もの開きがあります。
私はコミュニティ維持のためにも、URにはもっと入居可能な空き部屋を増やしてほしいし、当局からも必要な働きかけがあってしかるべきだと質問しました。
企画部長は、賃貸住宅は3DKや3LDKで、URが若い世帯向きに2DKなどの間取りへの改修などを考えているということを紹介しました。
大事な取り組みですが、できるだけ早く空き部屋が少なくなってほしいものです。